耳慣れしてきた口蹄疫 その原因は何? 人間にも感染するのか?

昨年の暮には韓国で、今年(2015年)の5月には台湾で発生した口蹄疫ですが、どういった病気なのでしょうか。

疑問

2010年には、日本でも宮崎県の南部を中心に広まり、1000億円を超える損害を出しています。

口蹄疫とは

病原体は、口蹄疫ウイルスであり、主な感染経路は、感染した家畜や汚染された糞便との接触、空気感染です。

まず、一番心配な人間への感染ですが、それはありません。

偶蹄

病名に“蹄(ひづめ)”という文字があるように、この病気は偶蹄類の家畜(牛、豚、山羊など)がかかる伝染病です。

 

では、その口蹄疫にかかった牛や豚の肉を食べてしまったら、どうなるのでしょうか?

肉 食べる

空気感染と同様に、人間が食べたとしても病気になることはないようです。 仮に発覚前に出荷された肉を食べてしまっても問題はないのでしょうが、あまり気持ちいいものではないですね。

 

基本的に、口蹄疫が発生したとわかった農場の家畜は、殺処分して埋めてしまいます。

この口蹄疫ウイルスは、伝播力がとても強いので、やむを得ない処置なのでしょうか?

 

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口蹄疫に対する専門家の声

東京農工大学農学部獣医学科の白井淳資教授のインタビュー記事を見つけました。

・口蹄疫はもともと自然に治癒する病気である。

・小さな農家での飼育であれば、広がりを問題にすることもないが、大規模農家では、感染力が強い口蹄疫はあっという間に広がってしまう。

・感染すると、牛は採食困難に陥って乳が出なくなり、牛乳、乳製品の出荷に影響が出る。

・ワクチンを打った牛まで殺処分するのは、国際基準「ワクチン非接種清浄国」という一種のブランドを守るため。

   『口蹄疫』は治る病気なのに~ 白井淳資

 

経済を優先すると、仕方のない処置なのかもしれませんが、ちょっと腑に落ちない部分もあります。

酪農家や畜産家にとって、伝染病は死活問題につながります。

 

科学の進歩を待つしかないのかもしれません。 牛さん、豚さん、ごめんなさい。

 

農林水産省のHPに、【口蹄疫について知りたい方へ】というQ&Aが載っていますので、詳細はそちらでどうぞ。

農林水産省 口蹄疫

 

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