オスプレイの事故率は高いのか?  なぜ導入に反対するのでしょうか。

オスプレイを知ろう

オスプレイと聞いた時、何を思い浮かべますか?

テレビを見ていると、「オスプレイ、(導入)反対」や「オスプレイは事故が多い」という話ばかりのような気がします。

オスプレイ

そんなに危険な乗り物なのでしょうか?

こういったことは、マスコミの情報だけで判断するのではなく、ある程度、自分自身で調べて判断する必要があると思います。

まず、公の情報として、防衛省のHPを見てみましょう。

オスプレイ事故率

MV-22』がオスプレイです。

 

オスプレイの事故率

ここでいう事故率というのは、10万飛行時間あたりのクラスA飛行事故の件数から算出した数字です。(※クラスA:被害総額200万ドル以上あるいは、死亡または全身不随に至る障害等を引き起こした場合)

ご覧のように、米軍運用航空機の中でも平均以下の事故率1.93です。

クラスB・Cの事故は、事故率も高いですが、詳細を見てもらえれば、重大な事故ではないことがわかります。

オスプレイ3

クラスCの事故をいくつか上げてみると、以下のレベルのものです。

○スピナードームのネジが落下

○右ナセル作業台から作業員が地上に落下

○地上整備作業中エンジンから出火。負傷者なし

MV-22オスプレイ事故率について(詳細)

 

この表だけを見ると、事故率は決して高くありません。むしろ低い方です。 では、「オスプレイは事故が多い」というのは、嘘なのでしょうか。

 

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オスプレイ「MV」と「CV」

上記の資料の後半部を見てみると、『CV-22』という機種が出てきます。 こちらもオスプレイです。

オスプレイ5

機体構造はほとんど同じですが、任務の違いで仕様が多少異なります。

米空軍使用の『CV-22』は、事故率13.47と、米海兵隊使用の『MV-22』と比べると、事故率は急上昇します。「オスプレイは事故が多い」と主張するメディアは、この数字から結論を出していることがわかります。

嘘ではなかったようです。

 

なぜこんなに事故率が違うのでしょうか?

以下は、防衛省の資料の抜粋です。

CV-22について

 

一番の違いは、その任務の違いにあります。『MV-22』は、輸送機として使用され、『CV-22』は、特殊作戦機として使われています。

『CV-22』が、なぜ事故が多いのかわかりました。ほぼ同機種でありながら、その使用方法がまったく違うからです。激しい訓練と過酷な任務が、その数字に表れているのです。

 

そしてもう一点、防衛省のこの資料は、2012年6月のものですが、『CV-22』はこの時点で、飛行時間がまだ22,266時間しか経っていません。

通常、初期の頃はどの機種でも事故は起こりやすいものです。時間の経過とともに、改良改善・修正・熟練がなされ、事故率も減少していくのが普通です。

オスプレイ4

現に、防衛省が2015年5月に発表した『CV-22』の事故率は、7.21でした。(1月時点での累計飛行時間42,000時間)

  『オスプレイを佐賀空港に配備するのはなぜ?

 

「事故率が高く、危険だから反対」、それはある意味当然です。 では、もしその危険というデメリット以上に、他には代えがたいメリットがあるならば、どうでしょうか?

 

次は、オスプレイを導入するメリットについて、調べてみたいと思います。

  ⇒『オスプレイを導入するメリットが知りたい!

 

【関連記事】⇒『沖縄で事故 オスプレイ最新事故率から考えた事

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