ドローンを規制するための法案が閣議決定  法案成立が急がれた理由は?

 

2015年4月22日、
首相官邸の屋上に小型無人航空機(ドローン)が、落下していました。

 

官邸職員が屋上に上がった際に偶然発見されましたが、

ドローンが接近したことも、
落下したことにも氣づかなかったということです。

 

屋上ドローン

 

もしこれがテロリストのよる犯行であれば、
どうなっていたことでしょうか。

 

いとも簡単に、
政権中枢の建物上に侵入されたことになります。

 

 

 

月が変わって5月9日、
今度はドローン少年のノエル君。

善光寺(長野)で、7年に1度の御開帳の法要中に、
ドローン落下事件を起こします。

 

zenkouji

 

御開帳の様子を、自身がドローンで撮影し、

ニコニコ動画で生中継をしている際中の出来事でした。

 

それから数日後、

ノエル君は、国会議事堂の近くでドローンを飛ばそうとして、
警察に尋問されます。

 

更には、

三社祭(浅草神社)でのドローン撮影を動画で予告したことで、
威力業務妨害に当たるとされ、逮捕にまで至りました。

 

逮捕には賛否両論ありましたが、
ドローンに対する法整備がされていない現状で、
警察としても苦肉の策を取らざるを得なかったのでしょう。

 

ドローン2

 

このようなドローン事件が多発する現状を考えれば、
早急な法整備が必要と、誰しも思うはずです。

 

 

 

“ 航空法の一部を改正する ” 法律案が、7月14日に閣議決定され、
今国会での成立を目指します。

 

この法律案では、
まず“ 無人航空機 ”の『定義』を定め、

次に『飛行の禁止空域』『飛行の方法』を決めています。

 

<飛行可能空域と禁止空域>

無人航空機規制

 

『飛行の方法』では例えば、

○日出から日没までの間に飛行

○目視により常時監視して飛行

○祭礼、縁日など多数の人が集合する上空以外での飛行

 

 

違反して飛行させた場合は、50万円以下の罰金に処されます。

 

【航空法の一部を改正する法律案要綱】

【航空法の一部を改正する法律案の概要】

 

 

現在、無人航空機が急速に普及しています。

昨年の御嶽山の噴火の際には、降灰の確認にも使われ、
福島第一原発では、放射線が高い区域での調査にも利用されました。

 

そのような災害・事故以外にも、
農業分野では農薬散布に用いられ、

橋やトンネル・道路などのインフラ点検の分野でも活用が広がっています。

 

ドローン4 ドローン3

 

 

今後も新しい産業やサービスに無人航空機が活用され、
益々私達の生活の質や利便性が高まっていくことと思います。

ただ、悪用され犯罪に用いられる可能性もあるわけですので、
しっかりとした法整備を期待したいものです。

 

 

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