政務活動費を廃止した方が良い? そもそも政務活動費って何?

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忘れた頃に出てくるニュースが、政治と金の問題です。

 

企業や外国人からの献金問題、政党交付金の是非、

昨年は、兵庫県の野々村元県議会議員が、
政務活動費の使途不明に対して、号泣会見で世間を賑わせました。

 

野々村元議員

 

そもそも『政務活動費』とは、どのようなものなのでしょうか。

 

名前からだいたい想像がつくと思いますが、

地方議会の議員が、
政策調査研究等の活動のために支給される費用のことです。

 

会社でいえば、
経費が前もって決まった金額支払われているようなものです。

 

これは議員報酬(一般でいう給与)とは別に支給される費用です。

 

野々村元県議会議員の場合は、
この政務活動費の収支報告書の虚偽記載が問題になったわけです。
領収証の提出もなかったという事です。

 

ある地方議員のHPでは、
野々村元議員の政務活動費問題に対して、

「うちの議会では、まず間違いなく起きえません」
と言いきっています。

 

例えば、東京都世田谷の区議会では条例に基づいて、
各議員の政務活動費の内訳をインターネット上で公開しています。

 

ネットアクセス

 

区議会HPにアクセスすれば、

各議員の政務活動費の「収支報告書」「会計帳簿」
「領収書その他の証拠書類」

を見ることができます。

 

また、政務活動の経費に充てることができる項目内容も
詳細に決められていますので、

提出された書類に対しては、
議会事務局が必ずチェックをするでしょう。

 

参考:世田谷区政務活動費の交付に関する条例
(政務活動費:月額240,000円)

 

ただ、こういう自治体ばかりではありませんし、
議会事務局のチェックがどこまでいき届くかという問題もあります。

 

最近もこんな政務活動費問題が報道されました。

 

<産経新聞 2015.9.25>

神戸市議会の会派「自民党神戸」が
政務活動費で裏金を不正に捻出していた問題で、
市議会の守屋隆司議長は25日、虚偽公文書作成・同行使罪で、
容疑者不詳で兵庫県警に告発状を提出した。
県警は受理を検討する。

 

 

<朝日新聞デジタル 2015.7.27>

大阪市議の伊藤良夏氏(大阪維新の会 住吉区選出)が、
トヨタ自動車の高級車「レクサス」をローンで購入したのに、
政務活動費80万8450円を「自動車リース費用」の名目で
支払いに充てていたことが朝日新聞の取材で分かった。

伊藤氏は、
「契約は母親任せで、確認せずにリース契約と思い込んでいた」
と説明。不適切な支出と認め、27日までに全額を返還した。

 

 

要するに何が問題かといえば、
個人個人の良心基準です。

項目がはっきり書かれているのですから、
それに関連したことに政務活動費を使えばいいだけのことです。

 

政務活動費は言うまでもなく、税金から生み出されたものです。

 

議会

 

議員として選出され、市区民の負託を受けて政務活動を行い、
その貴重な税金を活動費用として
使わせてもらっているという自覚が少しでもあれば、
今回取り上げたようなニュースが出ることもないでしょう。

 

政務活動費は、議員が良い仕事をしてもらうためには、
必要なものであると思います。

議員自身の自覚と、情報公開・チェック機能の強化により、
有効な政務活動費としてもらいたいですね。

 

 

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