保釈金とは? 保釈金は戻ってくる(返還)のか?

元プロ野球選手の清原和博氏が保釈されました。

保釈金の額は、500万円です。

【毎日新聞 2016年3月17日】

覚せい剤取締法違反(所持、使用)で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が17日、保釈された。 2月2日の逮捕以来、44日ぶり。

東京地裁がこの日、保釈を認め、清原被告は保釈保証金500万円を即日納付した。

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このお金(保釈金)は、その後どうなるのでしょうか?

保釈は、どのタイミングでされることなのでしょうか?

 

芸能人や有名人が逮捕・起訴された後、多くの場合にこの『保釈』『保釈金』という話がでますが、自分自身が、その言葉の意味の詳細を分かっているかと問われれば、恥ずかしながら、「わかりません」という答えになります。

考える男性

今回はせっかくの機会なので、中学生に説明できる程度の内容はおさえておきたいと思います。

 

保釈金とは?

まず『保釈』とは、起訴された後に、罪が確定される前の被告人を、拘禁されている刑事施設などから、身柄の拘束を解く制度です。

要するに、裁判で罪が確定する前の期間、逃亡や証拠隠滅をする疑いがないようなら、閉じ込めておく必要はないでしょうという事です。

 

保釈されるという事は、そこで行政手続きが行われるということなので、当然、根拠となる法律が存在しないといけません。

 

刑事訴訟法

その法律は、『刑事訴訟法』です。

刑事訴訟法の第88条に、

「勾留されている被告人又はその弁護士、法定代理人、保佐人、配偶者、直系の親族若しくは兄弟姉妹は、保釈の請求をすることができる」

とあります。

以前、懲役刑を受けたり、逃亡の恐れ、罪証を隠ぺいする疑いがある場合などには、保釈は認められません。

 

続いて、刑事訴訟法第93条に、「保釈を許す場合には、保証金額を定めなければならない」と定められています。

いわゆる『保釈金』です。

金額は、犯罪の性質や情状、被告人の資産を考慮して決められます。

ちなみに、今回の清原被告の場合は500万円でしたが、同じく覚せい剤使用の罪に問われた歌手のASKAの保釈金は700万円、女優の酒井法子の保釈金は500万円でした。

 

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保釈金の返還

この保釈金、基本的には裁判が終了すれば、全額返金されます。

ただし、逃亡したり、罪の隠ぺいを行うなどが発覚すると、保釈が取り消され、保釈金の全額又は一部が没収されてしまいます。(刑事訴訟法 第96条)

 

では、お金がまったく出せない人は、裁判終了までずっと、拘禁されていなければいけないのでしょうか?

 

「安心して下さい。出れますよ!」

安心して下さい

 

一般社団法人の日本保釈支援協会という団体があります。

日本保釈支援協会では、保釈金の立替システムで被告人の支援を行っています。

 

どうでしょう?

これくらいの知識があれば、「お父さん、保釈金って何?」と子供から聞かれても安心ですね。

 

【関連記事】⇒『清原和博は、反省し、更正できるのか?

 

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