喫煙のメリットはあるのか?

私は、タバコを吸いません。

プロレス少年から、格闘技に関心が移行した私は、喫煙などもってのほかと考えていました。

「(身体が)弱くなることはしない」 「(喫煙は)デメリット以外の何ものでもない」といった感じに。

プロのスポーツ選手や歌手が喫煙者だと聞くと、「何てプロ意識の低い人なんだ」と軽蔑したりもしました。 もちろん科学的知識があっていたった考えではなく、一般的に見聞きするテレビなどの情報からの結論でした。

喫煙

喫煙のメリットはある?

実際、喫煙のメリットとは何があるのでしょうか?

○ストレス解消、リラックス効果

○連帯感、コミュニケーション

○仕事、税収

これらは、よく身近で聞く喫煙メリットのワードです。

 

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リラックス効果?

喫煙者にいわせると、仕事が終わってからの一服、食後の一服がかかせないと言います。たしかに、タバコ成分の一つであるニコチンには、『怒りを鎮める』効果があるという研究もあるようです。

この研究の成否を判断できるだけの知識は持ち合わせてはいませんが、ニコチンは有害物質であり、依存性があるということは一般に浸透しています。

仮に、喫煙によって怒りが多少しずめられたとしても、それは成分の力に頼ってのものであり、心の制御によっての結果ではありません。

しかもそこにニコチンの依存性があるわけですから、その鎮静効果に益々頼っていくことになります。 そんな有害物質による『ストレス効果』や『リラックス効果』が、いいものであるはずはありません。

ダメ!

喫煙者同士の連帯感

次に、『連帯感、コミュニケーション』はどうでしょうか?

喫煙者にとって、現在はとても過ごしにくい世の中です。 20代くらいの人にとっては、そう感じないかもしれません。 喫煙を始めた時からこれが当たり前の風潮だったからです。

健康増進法という法律があります。

2002年(平成14年)に制定されたこの法律は、名前の通り健康維持と現代病予防を目的につくられました。 その中の第5章第2節(「受動喫煙の防止」)第25条には、以下の内容が書かれています。

学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

これ以降、分煙が当たり前の世の中になり、喫煙者にとっては肩身の狭い環境となっていきました。

 

『同病相憐れむ』といわれるように、虐げられている(?)者同士の連帯感は、このあたりから生まれてきたものと思われます。

喫煙仲間

この分煙の流れによって、職場では喫煙ルームがつくられ、仕事の合間の5~10分くらいの短い喫煙タイムで、喫煙者同士という連帯感のコミュニケーション空間が、つくられるわけです。

酒の席では本音が言いやすくなるというのと近い感覚でしょうか。 冒頭で述べたように、私はタバコを吸わないのでわかりませんが。

まぁ、これは一応、メリットとしましょう。

 

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雇用創出と税金収入

三点目は『仕事、税収』

これは、タバコ産業に従事している人がいるということと、タバコ税による多額の税収が納められるということです。

財務省では、平成28年のタバコの税収として、約2.1兆円(国税+地方財)を見込んでいます。  【たばこ税等の税率及び税収】(財務省)

かなりの金額にはなります。 ただ、この金額は入ってくるお金ですが、タバコの健康被害によって出ていくお金も考えないと、公平とはいえません。

平成25年度の国民医療費は、約40兆円です。 そのうちの4割弱の15.5兆円が公費でまかなわれています。  【平成25年度 国民医療費の概況】(厚生労働省)

タバコの影響による病気の治療に、どれくらいの医療費が使われたのかわかりません。 多少なりとも非喫煙者よりは、医療のお世話になる確率が高くなることは言えるでしょう。

では、その金額はどれくらいなのか?

色々な研究報告はあるようですが、推計の仕方しだいでいろいろな数字が出てくるので、個人的にはどれも信用できないと思っています。

ですので、『仕事、税収』をメリットと捉えられるかどうかは、不明ということにします。

 

喫煙メリットの結論(独断)

以上のことから、

喫煙のメリットは、『同病相憐れむ』の連帯感を持てることと、密閉空間での濃密コミュニケーションができることという結論を、勝手に導き出しました。

 

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