小池百合子の政治塾は、新党へとつながるか?

連勝の小池百合子都知事

小池百合子東京都知事が、10月30日に政治塾『希望の塾』を立ち上げました。 7月に行われた東京都知事選挙で、自民党推薦の増田候補や民進党推薦の鳥越候補を相手に、圧勝した結果を受けての素早い動きでした。

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10月に行われた東京10区の衆議院補欠選挙でも、自身の後継者的立場の若狭勝候補が、野党統一候補を破って2連勝です。 更に豊洲移転にからむ様々な問題の指摘や、東京オリンピックの施設建設費高騰問題では、完全に世論を味方につけて、正に飛ぶ鳥を落とす勢いという感じです。

そんな小池百合子東京都知事が打った次の手が、政治塾立ち上げという手でした。

 

政治塾立ち上げ

政治塾立ち上げにあたって小池百合子都知事は、「(政治塾は) 政治を学びたい人の受け皿で、それ以上でも以下でもない」と言っていますが、そのまま信じる人はまずいません。

HPには、政治塾を設立した理由を次のように述べています。

【設立趣旨】

「政治のことを、もっと知りたい」そう感じたときに、通う場所はあるでしょうか。 あるいは「政治家になりたい」と思った時に、学べる場はどれだけ存在するでしょうか。  (中略)

主義主張や党派を超えて、改革を志す政治に関心を持った人々が幅広く集い、互いに学び合う。 そのために創られたのが、ここ「希望の塾」なのです。

塾生は、東京在住在勤者だけに限らず、全国から応募可能でした。

小池百合子

塾長の挨拶文の一部を抜粋すると、

【塾長挨拶】

熱意だけで改革を推し進めることはできません。 改革には緻密な政策や知識、そして何より、ともに実現に向かう同志が必要になります。 そこでこのたび、「希望の塾」を開講し、志を同じくする人々が学び合える場を創設することと致しました。

と述べられています。

完全に、同志を募っていると言い切っています。

 

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政治塾の詳細

政治塾『希望の塾』は、受講料として男性5万円・女性4万円・学生3万円(25歳以下)が必要で、全6回2時間程度の講義が行われる予定です。 その他、意見交換や懇親会等の開催も予定されています。

特別高額というわけではないですが、この金額を支払ってまで入塾するという人ですから、それなりの考えや野心を持った人達であることに間違いはありません。

政治塾へは、4827人の応募があり、そのなかで入塾した人は2902人でした。 一人あたり4万円で計算しても、集まった金額は、およそ1億2千万円です。

月に一度の講義で、担当講師に100万円支払っても600万円(6ヶ月分)で済みます。 今回の会場費用(平成帝京大学 冲永記念ホール)は、調べてみると60万円(全日程・休日)+数万円(付帯設備料金)です。 その他諸々の費用を入れても赤字になることは、まずありません。

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この半年間で、およそ3千人の中から、有能な人材や即戦力となる人物を見極めればいいわけですので、コストパフォーマンスはとても良いと思います。

しかも小池百合子都知事は「(政治塾は)政治を学びたい人の受け皿で、それ以上でも以下でもない」と言っているので、塾の期間が終わる頃に、自分自身への追い風が向かい風に変わっていると感じたなら、そのまま『塾終了』とすればいいのです。

自民党本部、自民党東京都連や自民党都議会議員に対して、世論を背景に政治塾は圧力をかける存在となり、都政運営に好循環をもたらします。

Yahooニュースのコメント欄は、意外と的を得た意見が多いのですが、この政治塾立ち上げに際して、飯島内閣参与(小泉純一郎元首相の公設秘書)や東国原元宮崎県知事が否定的な意見を述べたことに対して、コメント欄では圧倒的に小池百合子都知事支持が多いようです。

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二人は、「都知事としてそんな時間ないはず」「理念や構想があって集まってきている人達ではない」というある面、的確な意見を述べているのに過ぎないのですが。 ややポピュリズム(大衆迎合主義)的な要素が感じられる小池都知事の都政運営なので、もう少し飯島発言を支持する意見が多いと思っていたので、ちょっと意外でした。

マスコミは、ほとんどが小池都知事を支持する論調ですので、このまま何処まで突っ走ることができるのか、しばらくの間は目が離せない感があります。

 

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