ひまわり9号に問題点はあるのか?

ひまわり9号って何?

まずは基本的なところから、『ひまわり9号』って何のことでしょうか。

植物のヒマワリの新しい品種? 誰もそんな間違いはしないでしょう。

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ひまわり9号は、気象庁の気象衛星の名称です。 9号というからには当然、1号~8号が存在していました。

最初のひまわり(1号)が打ち上げられたのは、今からおよそ40年前の1977年7月14日でした。 なぜ、ひまわりという名称にしたかというと、上空から地球を見守る姿が、ちょうど太陽を見上げながら花を咲かせているヒマワリにイメージできることと、一日に一回地球を回ることからです。

実は、ひまわり9号は、現在運用されているひまわり8号と同型機になります。 ですから、ひまわり9号のことを知りたい場合は、すでに活躍しているひまわり8号のことを調べればわかることです。

ひまわり8号は、2014年10月7日に打ち上げられ、運用が開始されたのは2015年7月7日からでした。

 

ひまわり9号(8号)と7号の違い

ひまわり8号と7号のちがいについて気象庁では、主に次の3点を上げています。

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<バンド(チャンネル)数の増加>

7号では可視バンドは1つだけでしたが、8号は可視光帯を3つのバンドで観測するため、カラー画像で見ることができます。 カラー画像により、地球の表面や表面を覆う大気の状態まで観測できるようになります。

<水平分解能の倍増>

7号より解像度が倍になるので、画像がより鮮明になります。 天気に大きな影響をあたえる積乱雲の初期の発生や黄砂の監視にも役立ちます。

<高頻度観測>

地球を30分に1回観測していた7号ですが、8号はその3倍の速さ、すなわち10分で観測可能になりました。 日本周辺に限ると2分半ごとに観測ができます。

もっと専門用語で知りたいという方は、気象衛星センターHPで確認してください。

 

ひまわり9号の問題点は?

ひまわり9号(8号)に何か問題点はあるのでしょうか。

これは、ひまわり9号の問題点というよりも、その情報を受取る側に、問題がでてきます。

どういうことかというと、ひまわり9号から送られてくるデータの量が7号と比べて、これまでのおよそ50倍になります。 あくまでデータが送られてくるだけで、ひまわり9号がこれからの天候・気象を予測してくれるわけではありません。

もちろんスーパーコンピューターでも解析はおこないますが、最終的な予測・判断は予報官が行います。 宝の持ち腐れにならないためには、人間の一層の努力も必要になるということです。

 

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