韓国の慰安婦像がウィーン条約違反といわれる理由が知りたい

韓国が主張する歴史問題・慰安婦問題の日本への対応に、嫌気がさしている人も多いかと思います。 そんな中、韓国ではまたもや慰安婦と称される少女像の設置で、問題をおこしています。

今回の設置で、菅官房長官は「ウィーン条約から照らしても、極めて大きな問題があると考えています」と述べています。 

釜山の日本領事館前に設置された慰安婦と称される少女像は何が問題なのか整理してみます。

ウィーン条約とは

菅官房長官が言うように『ウィーン条約』とはいかなるものなのでしょうか?

試しに『ウィーン条約』で検索してみて下さい。 たくさんの『ウィーン条約』がでてきます。 ご存知のように、ウィーンとはオーストリアの首都名で、そのウィーンで結ばれた条約はある意味すべて『ウィーン条約』です。

では上記の問題の『ウィーン条約』とは何かといえば、これは1964年に発効された『外交関係に関するウィーン条約』のことになります。

ウィーン条約の第二十二条2には、

「接受国は、侵入又は損壊に対し使節団の公館を保護するため及び公館の安寧の妨害又は公館の威厳の侵害を防止するため適当なすべての措置を執る特別の責務を有する」

と書かれています。

今回、慰安婦と称される少女像が設置されたのは、釜山の日本領事館前の歩道です。 正門前ではありませんが、領事館の外壁と車道の間に設置され、領事館を壁越しに見つめている構図です。

市民団体がこういった公道に、勝手に物を設置できる国のその感覚に、ちょっとビックリです。 一応、韓国は後進国ではないはずですから。

条文を読めばわかるように、今回の慰安婦と称される少女像の設置許可は、接受国(この場合韓国)が『公館の安寧の妨害』『公館の威厳の侵害』防止の措置を取っているとは到底いえません。

菅官房長官の発言は、ある意味当然といえば当然です。

 

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ウィーン条約違反の罰則は?

ウィーン条約に反した場合、罰則はあるのでしょうか?

ウィーン条約の全文を確認してみましたが、特に罰則は見当たりませんでした。 まぁ、罰則うんぬんというよりも、国と国同士の信頼関係の問題です。

戦前、日本と韓国は一つの国家であり、戦時中兵士を慰労するための慰安婦が存在した、これは事実です。

そしてその慰安婦に対して、日本と韓国では捉え方が違うという事実もあります。 どちらの主張が正しいか正しくないかではなくて、捉え方が違うという事実です。

更にそのことで、歴史認識も含めて少なからず、反日嫌韓の感情が国民の間にも生じている事実があります。

そういった事実をふまえた上で、日韓両政府は一昨年、この問題解決のために、慰安婦問題で合意に至ったわけです。 そんな状況で、この慰安婦と称される少女像を領事館前に設置することは、日本にとっては侮辱以外の何ものでもありません。

いずれにしても、日本人からすれば、罰則があるないにかかわらず、相手国の大使館や領事館をおとしめ辱しめることは、極力控えるのが当たり前の感覚です。

それが通じない相手なら、そういうレベルのお付き合いをするしかないという考えにいたります。 以下のようなツイートは、普通の感覚であれば当然でしょう。

 

 

 

 

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問題解決のはずが

2015年12月28日、韓国ソウルにおいて日本の岸田外相と韓国の尹外交部長官との日韓外相会談が行われました。 その際、慰安婦問題についての日韓合意がなされました。

安倍首相が心からおわびと反省の気持ちを表明すること、韓国政府が元慰安婦の支援を目的とした財団を設立し、日本政府が資金を一括で拠出することが決められました。

そしてこの日韓合意により、『この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する』 と両国が認め合いました。 ( ※不可逆:再びもとの状態にもどれないこと )

日韓外相会談 共同記者発表 2015.12.28】(外務省)


 

この合意に対しては日本国内でも賛否両論がありました。

当時の産経新聞では、

在ソウル日本大使館前の慰安婦像の撤去は韓国政府の努力目標にとどまったことや、合意内容が正式な共同文書として残されなかったことなど問題も多い。

現政権同士の「口約束」という側面は否定できず、韓国の次期政権が合意を守る保証はない。

と述べていましたが、まさに今その通りになっています。

国家間の取り決めの重さをどう認識するかという問題でもありますが、日本政府がナイーブ過ぎたのかもしれません。 と同時に、「韓国とはそういう国」だと日本人があらためて認識する機会になったといえます。

 

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変わらない変われない韓国

人間関係で、どうしても相性の悪い人は存在します。 付き合わずにすませられるものなら、そうするでしょう。

日本と韓国はそういう間柄なのかもしれません。

民族性、文化・慣習は、そうそう変えられるものではありません。 こちらの意識や対応が変われば相手が変わることもありますが、それでも変わらない人はいます。

 

「(慰安婦問題は)親北朝鮮勢力に煽動されているから」と擁護する人もいます。 確かにそれも事実でしょう。

では、良心的韓国人はなぜ立ち上がらないのでしょう。

その必要性を感じないから?

煽動される要素が、それぞれの韓国人の中に存在するから?

自己保身から?

 

いずれにしても韓国に変化を求めても無理な気がします。 だったら(関係性における)距離をおくしかないでしょう。 ネットでもそういった声が多く聞かれます。

 

 

 

およそ100年前の韓国併合の時も同じだったのかなとふと思いました。 

 

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