プーチン大統領の任期が知りたい。 いつまで?

昨年、安倍首相との日露首脳会談を山口県長門市でおこなったプーチン大統領は、ロシア連邦4代目の大統領です。

1991年、ソビエト連邦が崩壊し、ロシアやウクライナ、カザフスタンなど10を超える自治共和国が独立してから早四半世紀が過ぎました。

プーチン大統領の任期

ロシアの大統領の任期は、1期6年です。

国民の直接選挙で投票が行われ、再選は認められていますが、3選は禁止となっています。 ということは最長12年連続で大統領職に就けることになります。

プーチン大統領が2度目(3期目)の大統領に就任したのは、2012年の5月7日でした。 6年間の任期なので、2018年5月7日までロシア大統領職を務めます。

1952年10月7日生まれのプーチン大統領は現在、64歳です。 まだまだやりたいことが多いであろうプーチン大統領が、再選を目指すのはほぼ確実です。

 

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歴代のロシア大統領

エリツィン

ソビエト連邦崩壊後のロシア最初の大統領は、ボリス・エリツィン大統領でした。

エリツィン大統領は、現在の米国のトランプ大統領と体格も風貌もなんとなく似ています。

 

ソビエト連邦のゴルバチョフ大統領の改革(ペレストロイカ、グラスノスチ)から始まって、やがてソビエト連邦は崩壊していくわけですが、その時の主人公の一人がエリツィン氏でした。

彼の行動は結果としてソビエト体制を崩壊させました。(詳細はwikipediaで)

そして壊すと同時に、今度はロシア社会に根を下ろした共産主義体制を変換させ、まったく新しい国を造る責任が生じました。 そのかじ取り役を、ロシア大統領という立場で、エリツィンは果たさなければなりませんでした。

1999年12月に辞任するまでの期間、決して経済は順調とはいえず、一時期経済は混乱し、ロシアは猛烈なインフレと財政破綻に苦しんだということもあり、ロシア国民からの評価はかなり低いようです。

 

プーチン

大統領を辞任したエリツィンの後継者になったのが、現在のロシア大統領であるウラジーミル・プーチンでした。 翌年2000年の大統領選挙に勝利し、第2代のロシア大統領に就任します。

KGB出身のプーチンは、「強いロシアの復活」をスローガンに掲げ、肥大化したマフィアやマスコミへの厳しい対決姿勢をしめしたり、地方への統制強化を行いました。 また外国に対しては、一歩も譲らない外交姿勢を通しました。

ロシアの強みは、天然ガスや原油、石炭など天然資源の豊富さにあります。 プーチンが大統領に就任して後、原油価格の高騰も手伝って、GDP成長率が10%をこえるようになりました。

ただ「資源輸出型産業構造」から脱出して、国際競争力をもつ製造業を中心とした産業構造に変えていきたいというプーチンの構想はなかなか進みません。

その当時、ロシア大統領の任期は4年(再選可能)でした。 2期8年大統領職を務めたプーチンの野望(?)は、その8年間で終わることはありませんでした。

在任中、副首相に任命していたメドヴェージェフを後継者に指名し、指名を受けたメドヴェージェフは、大統領選挙後にプーチンを首相に指名する意向を示しました。

 

メドヴェージェフ

第3代となるメドヴェージェフ大統領の政治は、プーチンの傀儡政権といってもよく、本人の自覚はもちろん、誰もが否定できない事実でした。

大統領就任からおよそ半年後の2008年11月には、大統領の任期を4年から6年に延長する法改正を行っています。 任期満了後(2012年5月7日)には、予定通り従順にプーチンを大統領候補者に推薦し自らは一歩しりぞいて、ある意味(プーチンが願う)責任を果たしました。

メドヴェージェフは現在、首相を務めていますが、2015年8月に択捉島を首相として初めて訪問したと注目された以外、日本で報道されることはほとんどありません。

 

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プーチン再登板

2012年、満を持して大統領に再登板したプーチン大統領です。 当然、再選も視野に入れて、政策を遂行していくでしょう。

2014年まで、ある面米国から目の敵にされてきたロシアでしたが、2015年の中国主導によるAIIB(アジアインヘラ投資銀行)の発足で、米国のその矛先が中国にむけられました。

英国やドイツを始めとするEU諸国、オーストラリア、イスラエル、更には韓国までがAIIBの加盟国に名前を連ねたことで、中国の影響力がそこまで浸透しているのかと米国は真剣に警戒し始めたのです。

対中国に舵をきったということは、逆にいえばロシアに対しては、極力融和政策を進めて敵対関係を緩和していきたいと思うはずです。 もちろん長年敵対してきた米ロだけに、そう簡単に仲良くしましょうとはいきません。

シリアのアサド政権と対立するIS(自称イスラム国)への対応で真逆の政策をとってきたロシアと米国ですし、ロシアのサイバー攻撃に怒り心頭に発していた米国でもあります。

ただオバマ大統領から、トランプ大統領に政権が変わったことで、関係改善の兆しもありそうです。

日本とは、エネルギーや経済を前面に立てた関係が強化されていけば、当初プーチン大統領が目標にしていた「国際競争力をもつ製造業を中心とした産業構造」に転換していくことも現実味がでてきます。

ロシアに限ったことではないですが、2017年は大きな変革が求められてくる年になるでしょう。

 

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