書家 紫舟の作品に魅了されて

書家 紫舟

最初に紫舟(シシュー)さんを知ったのは、昼のTV番組でした。

その頃は、NHKの大河ドラマで「竜馬伝」(主演:福山雅治)を放映していて、その「竜馬伝」の題字(書道)を書いている人物ということで、その番組には出演されていました。

個人的に私も、小・中・高・成人(2年間)と書道を習っていたので、とても関心を持ってTVを観ていました。

 

作品 鉄のオブジェ

すると、そこに出てきた作品が、『書の鉄のオブジェ』。

こんな感じです。

紫舟3

 

紫舟4

しかもその作成した鉄の文字が作品というわけではなく、メインは、その鉄の書体に光を当てて、そこに映った影が作品というものでした。

凄い!

感動しました。

紫舟2

 

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紫舟 書家までの道のり

紫舟さんは、愛媛県の紙製品の製造が盛んな土地に生まれました。本名は、福崎紫(ふくざき ゆかり)です。

お祖母さんのすすめで書道を習い始めたのが、6歳の時でした。高校卒業まで続けますが、その後は大学進学・就職という流れで、書道とはほとんど関わりませんでした。

しかし、就職し3年間働く中で、このままでいいのかという思いにかられます。アパレルメーカーの広告宣伝担当として、海外での撮影やイベントの大きな仕事を任されていたので、決して仕事にやりがいを感じられなかったといことではないようです。

ふと、「自分の居場所はここではない」とそんな内なる声を感じたそうです。

 

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会社を辞めて、しばらくは「自分はどう生きたいのか」「何が好きなのか」と、自問自答し、最終的な答えは、『書家』という道でした。神戸を拠点にして個展を開き、奈良、そして東京へと活動を展開していきます。

作品展、映画の題字、新聞・雑誌の連載などの仕事をこなしていた彼女が、一躍有名になったのは、やはり「竜馬伝」の題字を担当してからでしょう。

題字を書くにあたって、伝記や小説から、まず坂本竜馬を徹底的に知ることに務めました。次に、主演の福山雅治についても。まず、表現する対象に“寄る”という作業が第一歩となります。

紫舟5

書への思い、夢

文字に感情や表情をつけたい、文字に意思を吹き込みたい、そのために、本質をどうとらえるか、そういった思考の中で、実際のイメージが徐々に湧き上がっていきます。

一つの文字・文章を生み出すのに少なくとも同じ漢字を500種類くらい書き分け、最も思いが伝わる表現をさがします。そういう地道な作業の中で生み出されるのがこういった文字なのでしょう。

紫舟 竜馬伝

彼女の夢の一つは、『ハリウッド映画の題字を書くこと』

ハリウッド映画に漢字を持ち込む?

そうではないようです。

アルファベットで書きたいそうです。「『その字から映画のストーリーが感じられるね』って言われるような作品を創りたい。」ということらしいです。

紫舟 JAPAN

漢字で表現するのも難しいのに、それを英語で。 凡人には、ちょっとイメージできません。

今年の12月に、パリのルーブル美術館で開催される展覧会に、日本代表アーティストとして展示が決定しました。日本国内でも個展が開かれていますので、関心あれば以下をチェックしてみて下さい。

紫舟オフィシャルサイト

 

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