都民ファーストの会が取材制限(規制)?

東京都議会議員選挙で55議席(当選後の公認含む)を獲得し、自民党を惨敗に追い込んだ都民ファーストの会ですが、現在取材制限を行っているということで批判を受けています。

【朝日新聞DIJITAL 2017.7.17】

小池百合子・東京都知事が率いて都議選で圧勝した地域政党「都民ファーストの会」が、当選者への取材制限を続けている。

同会は14日、新顔対象の研修会を開いたが、出席者への自由な取材は認められなかった。議員経験がなく取材に不慣れな人も多いため、失言などを避けるのが狙いだが、他党からは疑問視する声が上がる。

「きっちりした情報発信をしたいけど、今は取材対応を控えるよう言われている」。14日、都議会内での研修会後、出席した新顔の女性は取材にこう話した。

今回当選した都議会議員は新人議員とはいえ、月額給与約100万円(議員報酬)を受取る特別職の地方公務員になるわけです。 

選挙で東京都民からの選ばれた者に取材制限をかけることは、組織としてどうなのかという疑問がでるのは当然のことではあります。

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都民ファーストの会・おときた都議の生の声

毎週月曜日に放映されているテレビ番組「橋下×羽鳥の番組」7月10日の放送に、おときた都議会議員が出演していた時の映像があります。

橋下×羽鳥の番組」(上から二番目の映像)

 

少し書き起こしてみます。

 

橋下「おときたさんに先週来てもらって議論している時に、小池さんが都民ファーストの会代表を辞任した」

羽鳥「おときたさん、ここにいた時、知らなかった?」

おときた「知らなかったです」

羽鳥「(先週の番組では)代表って呼んでましたもんね」

おときた「代表って呼んでました」

  <都議選終了の翌日(7/3)、小池都知事の会見映像>

橋下「幹事長でしょう?」

おときた「都議団の幹事長です」

橋下「何の連絡も、何の協議もなかったんですか?」

おときた「その時はなかったです」

橋下「それでいいんですか? 認めるんですか?」

おときた「それに関しては、ベストではないと思います」

おときた「一報はほしかったですし、各種報道で言われているとおり、役員会で決まったと。その役員が二人」

橋下「二人しかいない」

おときた「早急に役員を増やして」

当時の都民ファーストの会役員会は、小池百合子都知事と秘書の野田数氏だけだったということです。

その二人だけの役員会で代表の交代が決まり、当時の幹事長のおときた都議会議員は知らないままテレビ出演(7/3)していたというわけです。

 

都民ファーストの会の取材制限

なぜ、上記のテレビ番組の内容を紹介したかというと、都民ファーストの会での意思決定がどういう状態でされているかということを確認してもらうためです。

冒頭の都民ファーストの会の取材制限が、どういう意思決定でなされたかは、もうおわかりですね。

念のため付け加えると、7月11日都民ファーストの会は、幹事長を民進党出身の増子博樹都議、政調会長を自民党出身の山内晃都議、総務会長を小池百合子の元秘書の荒木千陽都議(初当選)とする役員人事を発表しています。

『取材制限』の決定も、一応形の上では話し合いは行われたでしょうが、鶴の一声があったことは予想できます。

 

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おときた都議が取材制限の対象に

先ほどの話に出てきた都民ファーストの会の前幹事長おときた都議が、都民ファーストの会事務局からの指示で、ネット番組の出演をキャンセルする事態が起こりました。

7月15日(土)、みのもんたのネットテレビ「みのもんたのよるバズ!」でのことです。

番組では、『都議会大反省会』と銘うって議論の場を持とうと、墨田区選出の川松真一朗都議会議員(元テレ朝アナ)が出演しました。


都民ファーストの会からは当初、おときた都議会議員が参加する予定だったと、紹介していました。 ところが番組によれば、都民ファーストの会の事務局から今回、所属議員の出演は遠慮したいと連絡があったということです。

おときた都議会議員(都民ファーストの会都議団前幹事長)は出演したいと言っていたとも、番組では付け加えていました。

この番組の主張が正しければ、都民ファーストの会が取材制限をかけてきたことは間違いありません。

 

取材制限に様子見のマスメディア

ただ、この批判もそれほど拡大していくような雰囲気ではありません。 要は、こういった問題をマスメディアがどう判断するかです。

ここで、都民ファーストの会の批判を拡大してどこが得するだろうか考えると、それは自民党です。 「都民ファートの会もダメじゃん!」となれば、「仕方ない、自民党しかないか」となってしまいます。

   『都民ファーストの会は、「民進党だらけ」?

 

今のところ、マスメディアにとって小池都知事は、『害』になっていないということです。

仮に小池知事が今後国政に関与しはじめ、マスメディアの意に沿わない政策を推し進めていくようであれば、マスメディアの対応は豹変するでしょう。

 

【関連記事】⇒「石破茂と小池百合子の関係は?

 

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