樽床(たるとこ)伸二って誰? 希望の党の代表代行

第48回衆議院議員総選挙が終わりました。

希望の党代表の小池百合子は、東京都知事としての公務で21日パリ出張に出発していて、選挙結果を日本で知ることができません。

出張期間の21日から25日は、樽床伸二(たるとこしんじ)選対事務局長を代表代行に指名しています。

一般の人にとっては、突然出てきた『樽床伸二』の名前です。 樽床伸二って誰なのでしょう?

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樽床伸二プロフィール

1959年8月6日に島根県で生まれた樽床伸二は、現在58歳になります。

1993年に日本新党から衆議院議員選挙に出馬し初当選しました。 その後、長く民主党に所属して、民主党野田内閣の時には総務大臣まで務めた実績があります。

最近は2度続けて選挙で落選し、直近では無所属となっていました。

今回の第48回衆議院議員総選挙では、比例近畿ブロックから希望の党単独1位候補として出馬していました。

 

なぜ、希望の党の代表代行

小池百合子代表が数日間の留守の間、樽床伸二がなぜ代表代行に指名されたのでしょうか?

小池百合子代表はパリへの出発の際、

「近畿比例代表単独1位の樽床さん…長年の盟友でございますが、ほぼ当選は確実だろうという判断のもとに、留守の間の代表代行として結果を受けてのさまざまな対応をお願いしたところであります」(スポーツ報知)

と語っています。

要するに、長年の友を当選確実なポジションである比例の単独1位において、優遇したわけです。

   『希望の党設立表明 参加する顔ぶれは?

 

お友達優遇処置?

以下の画像が、希望の党で当選した議員から、問題が指摘されている比例近畿ブロックの名簿順位です。

 

近畿ブロックの定員は28名です。 獲得した票数で、各政党の当選者数が決まるわけですが、希望の党の獲得議席は3でした。

画像を見てもらえればわかりますが、比例名簿1位は樽床伸二で、小選挙区では立候補していません。

 

問題は、比例名簿2位の井上一徳です。

京都5区の小選挙区から出馬して大敗しました。 惜敗率は32.4%と低い数字ですが、比例名簿で2位なので当選となります。

ところが比例名簿3位の馬淵澄夫は、奈良1区での戦いで自民党に敗れてしまいますが、惜敗率は97.2%です。

ちなみに惜敗率というのは、当選者の票数に対して敗れた候補者が、どれだけ得票したかの数字です。 例えば当選者が10万票で当選した場合、敗れた候補者が9万7200票であれば、惜敗率97.2%となります。

通常のパターンであれば、小選挙区で出馬した候補者の名簿順位は、公平に同じ順位で登録されますので、なぜ井上一徳が2位に登録されたのか、何かしらの理由があるはずです。

 

このことに対して、若狭勝がテレビ出演した際に語ったことが新聞に載っています。

【毎日新聞 2017.10.29】

比例近畿ブロックの単独2位で、元防衛官僚で小池氏に仕えた経験のある井上一徳氏が優遇された経緯について、若狭氏は「全く関与していないが、おそらく小池氏が防衛関係の知識があるということで2位にしたと思う。優遇であるとは思う」と語った。

 

ここまで露骨な優遇処置を行うと、今のご時世では当然批判の対象になるでしょう。

ただもう結果としてこうなってしまっているので、後は樽床伸二にしても井上一徳にしても、国会議員として恥ずかしくない仕事をしてもらうしかありません。

 

【関連記事】⇒『希望の党に「隠れ左派」はいないのか?』 『小池百合子知事の任期は?

 

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