小池百合子都知事は任期中どんな実績を残せるか 任期はいつまで?

小池百合子東京都知事は、知事選挙出馬以来、良くも悪くも注目され、政治の檜舞台に躍り出てきました。

東京都議会議員選挙での都民ファーストの躍進を背景に、希望の党を立上げ、国政でも小池百合子旋風を巻き起こそうとしました。

しかし、今回の衆議院議員選挙で判断する限り、そこまでの風を起こすことはできませんでした。

 

第一次安倍内閣で、初の女性防衛大臣に就任したのが2006年7月、自民党が野党時代の2010年には、女性初の自民党総務会長に就任しました。

しかし、自民党が与党に復帰してからは、目立った活躍の場が与えられず、一つの賭けに出たのが2016年7月の東京都知事選挙でした。

小池百合子都知事が知事に就任したのが2016年8月2日、あっという間に1年3ヵ月が過ぎてしまいました。

果たして、小池百合子都知事の任期はいつまでで、その間に、どれだけの実績を残すことができるのでしょうか。 それとも、前知事の舛添氏や猪瀬氏のように、任期満了を待たずに、辞職ということになってしまうのでしょうか。

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小池百合子東京都知事の任期

冒頭で書いたように、小池百合子都知事が知事に就任したのは、2016年8月2日でした。

東京都に限らず、都道府県知事の任期は4年ですので、小池百合子都知事は、2020年7月30日に任期が満了します。

小池百合子都知事の前の二人の都知事が、任期満了を待たずに辞任してしまったことを考えると、首長としてしっかり職責を果たしてほしいと思います。

 

前都知事の舛添氏

前の東京都知事だった舛添要一の在任期間は、2014年2月11日~2016年6月21日でした。 およそ2年4ヶ月です。

公用車の私的使用問題や政治資金家族旅行問題を追及され、都知事不信任案可決が確実視された段階を受けて、都議会最終日の6月15日に都知事辞職しました。

 

元都知事の猪瀬氏

その前の東京都知事だった猪瀬氏の在任期間は、2012年12月18日~2013年12月24日とおよそ1年で、舛添氏よりも更に短い期間でした。

医療法人徳洲会グループから5000万円の資金提供を受けた問題が、政治資金規正法違反にあたると指摘されたのです。 猪瀬氏は2013年12月19日に辞意を表明し、同月24日付で都知事を辞任しました。

 

こうして振り返ってみると、二代続けて東京都知事が任期をまっとうできずに途中で辞めてしまったことは、ある面異常なできごとです。

東京都の1年間の予算は、およそ13兆円と中堅国家並みの予算です。

そのトップである東京都知事なのですから、まずは4年間じっくり腰をすえて都政の舵取りをしっかりとってもらいたいです。

 

小池百合子都知事の主な公約

小池百合子都知事は、東京大改革宣言「明日のために、今はじめる。」 として、五つの主要項目をあげています。

▶ 都政の透明化

▶ 五輪*関連予算・運営の適正化

▶ 行財政改革の推進

▶ 都知事報酬の削減

▶ 特区制度の徹底活用

 

更に、三つのスローガンをかかげています。(詳細はコチラで)

○セーフ・シティ : もっと安心、もっと安全、もっと元気な首都・東京

○ダイバー・シティ : 女性も、男性も、子どもも、シニアも、障がい者もいきいき生活できる、活躍できる都市・東京

○スマート・シティ : 世界に開かれた、環境・金融先進都市・東京

衆院選が終わり今後は、掲げたスローガンや目標を具体的にどう進め、いつまでにどこまでの結果を残せるのか、しっかり都民に提示してほしいものです。

せっかく、『都政の透明化』という目標を掲げて東京都民の支持を得て当選したのに、築地から豊洲への市場移転問題では、ただ先延ばししただけの不透明な結論になってしまっています。

今までの1年間の小池都政は、対自民党・対安倍政権ということばかり意識し、結果を出さなければと焦って、空回りや墓穴を掘ってきたきらいがあります。

   『希望の党に「隠れ左派」はいないのか?

 

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小池都知事の野望と都民の希望

もともと小池百合子都知事が、総理大臣への野望ありきの都知事選出馬だったことは、今回の希望の党立ち上げで奇しくも証明されました。

衆院選の結果は、希望の党にとって惨敗といってもいい内容でしたけれども、民進党を解体(参議院議員は今のところ残留)し、左派系の議員を立憲民主党という枠組みに押し込めた功績は、後世において評価されるかもしれません。

   『民進党の参議院議員  今後の去就

 

小池百合子都知事は、今回の結果を受けて、『急がば回れ』という意識に転換してくれることを願います。

 

東京都知事がこの任期の期間に果たすべき最も大きな役割は、言うまでもありません。 東京オリンピック・パラリンピックの成功と、このオリンピックイベント開催を機会として、東京都の更なる発展につなげる政策の立案・実行です。

東京オリンピックは、2020年7月24日が開会式です。 小池百合子都知事が2期目の東京都知事を目指さない限り、すべての準備を終えて、次の都知事にバトンを渡すことになります。

東京都は、潤沢な税金と、ある面優秀な都の職員によって、相当おかしな政策を推し進めない限り、そうそう問題が起こるような自治体ではありません。

待機児童問題や環境問題などもありますが、方向性をしっかり示して、粛々と問題解決に取り組めば、都民はそれなりの評価を下すはずです。

 

残りの3年間、都知事としての実績をしっかり積んで、「時とタイミングが合えば次のステップへ」という余裕の気持ちがあれば、必ず時代の要請があると思います。

日本国にとって、本当に必要な人材であればという前提ではありますが。

 

希望の党代表辞任(追記11/14)

希望の党の小池百合子共同代表が辞任することになりました。

【産経新聞 2017.11.14】

小池百合子東京都知事は14日、希望の党の代表辞任に関し「決断したのは、新執行部の体制が固まった段階だ」と記者団に明らかにした。「玉木執行部が船出するのを見届け、創業者としての責任をひとつ終えた」とも語った。

表向きは、東京都知事の職務に専念するためと、小池百合子は言っているようです。

その必要性(都知事専念)は、以前から指摘されてきたにもかかわらず、小池百合子は設立記者会見でも「東京都政をさらに前に進めるためには国政も変えていかなければならない。そういう思いで、今回、都知事としても、希望の党の党首、代表ですね、この2つを兼ねて進めることといたしました」と言ってきました。

その考えが変わったというよりも、自身の使命が終わったことを悟ったことが、希望の党代表の辞任につながったような気がします。

 

何だか、小池百合子が仕掛けた壮大な国盗りゲームに、東京都民や日本国民が、つきあわせられた感じもあります。

「残念、負けちゃった(苦笑)」

「(都政で)力つけて、また(ゲーム)ガンバろう!」

 

私の空耳ですが、なんとなくそんな声が聞こえてきます。

 

【関連記事】⇒『石破茂と小池百合子の関係は?

 

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