選挙区で絶対的強さをほこる細野豪志  自民党への移籍はあるか?

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民進党を離党し希望の党へ移籍した細野豪志衆議院議員、当初は党の中心的立場で、民進党からの合流組の選別に影響を与えるような立場でした。

ところが、小池百合子氏が希望の党代表を退き、玉木雄一郎議員が代表に就くと、徐々にその存在感が薄れていきます。

希望の党と民進党の合流という話が進む過程においては、完全に蚊帳の外に追いやられた雰囲気です。

 

細野議員本人は、「理念や政策をねじ曲げて、選挙のことを考えて動けば、政治家として死ぬ」と強気の発言をしていると報じられています。

今後、細野豪志議員は、所属先をどのように決めていくのでしょうか。

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細野豪志の選挙区

細野豪志議員の選挙区は、静岡5区です。

静岡5区の主な市町村は、三島市や富士市、御殿場市などになります。

細野豪志議員は、2000年の衆院選出馬以来、7選連続当選しており、希望の党として出馬した2017年の選挙では、自民党候補に4万5千票あまりの差をつけて勝利しています。

この選挙では、連合の支援も受けられず、細野議員を長年支援してきた女性の後援会長も辞めるという状況でした。

静岡5区の直近の選挙結果は以下の通りです。

 

2017年 第48回衆議院議員総選挙

    候補者名       所属党派     得票数
 細野豪志   希望の党   137,523票   
 吉川赳  自由民主党   92,467票
 井口昌彦  日本共産党   20,750票

2014年 第47回衆議院議員総選挙

    候補者名       所属党派     得票数
 細野豪志   民主党     143,012票   
 吉川赳  自由民主党   84,574票
 大庭桃子  日本共産党   16,638票

2012年 第46回衆議院議員総選挙

    候補者名       所属党派     得票数
 細野豪志   民主党    156,887票   
 吉川赳  自由民主党     84,800票
 大庭桃子  日本共産党   15,526票
 石下久雄   無所属       8,802票  

 

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希望の党での孤立

小池百合子東京都知事が希望の党の設立会見を行ったのが、2017年9月27日でした。

既に8月10日、民進党を離党していた細野豪志議員は、希望の党結党メンバーとして、その場に参加しています。



その後、民進党の議員の受け入れ問題の際に飛び出したのが、細野豪志議員のこの言葉です。

「三権の長を経験した人は、(希望への合流は)遠慮いただいた方がいい」

この上から目線ともとらえられる発言で、細野豪志議員は、民進党の古参の野田佳彦議員や岡田克也議員からの反発を受けました。

その後の小池百合子代表の『排除発言』などもあって、細野豪志議員が排除した側の中心メンバーであるという印象を持たれてしまいます。

希望の党の選挙結果は思わしいものではありませんでした。

選挙結果をうけ、小池百合子代表は辞任し、当初かかげていた公約は有名無実化しました。

 

希望の党の代表が玉木議員になってからは、自民党に代わる保守政党という位置付けは完全に感じられなくなり、外から見て、民進党との違いがまったくわからなくなってしまいます。



憲法改正や安全保障の問題に対する方針に納得できないと、民進党を離党した細野豪志議員が、蚊帳の外に置かれるのも当然といえば当然です。

 

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細野豪志が自民党に移籍する可能性はあるか?

希望の党と民進党が合流して新党を結成した場合、細野豪志議員は、どういった選択をしていくのでしょうか。

まず現状では、新党立ち上げという動きへの参加は、ほぼないといって間違いないです。 細野豪志議員に対して、民進党の衆議院議員には根深い不信感があります。

また本人も

「『安全保障を現実的にやり、9条も含めて憲法改正を議論する』という希望の党の旗印を降ろす選択肢はあり得ない」

と否定しているからです。

 

その他の選択肢としては、2月から希望の党の分党を協議してきた、松沢成文参議院議員達と行動を共にするという選択があります。

松沢議員の他には、衆議院の中山成彬議員と井上一徳議員、参議院の中山恭子議員と行田邦子議員がメンバーとして名前が上がっています。

 

では、元民進党議員で、希望の党内の保守系といわれるような人達と、連係していく選択はあるのでしょうか。

保守系議員といえば、長島昭久議員、松原仁議員、渡辺周議員などがいます。 

ただ彼らは現在、なりを潜めるといった感じで、具体的な発言や動向が表に出てきません。 このまま彼らが黙って民進党との合流に従っていけば、民進党時代と同じように、冷飯を食わされることは確実です。

 

希望の党国会議員は、選挙区事情がなければ、3つのグループに別れるのが自然です。

共産党と手を組んでもまったく抵抗のない人達は立憲民主党へ、『政権批判が“命”』では納得できない保守系の人達は“新生”希望の党へ、そしてそれ以外の人達は旧民進党グループへといった感じです。

 

もう一つの選択、細野豪志議員の自民党入りの可能性はあるでしょうか。

静岡5区の自民党衆院選候補者だった吉川赳氏は、3回続けて小選挙区で細野豪志議員に敗北し、前回前々回は、比例復活すらできませんでした。

36歳とまだ若く、父親が県会議員ということですが、ブログの更新は昨年の10月からまったくされていません。

 

自民党現職がいない地区ということで、細野豪志議員の静岡5区からの出馬もありという考えもあるようです。

ただ、静岡5区での今までの自民党VS民進党(民主党)の戦いを考えれば、細野豪志議員がそのまま自民党静岡県連入りし、静岡5区から出馬というのは簡単ではないでしょう。

選挙区をとりあえず変更するか、もしくは比例代表にまわるかの選択をすれば、話は簡単かもしれませんが、静岡5区への愛着もあるはずです。

いずれにしても、細野豪志議員にとって今、政治家として大きな岐路に立たされていることは間違いありません。

 

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