立憲民主党の政党支持率の推移を確認  伸び悩みの原因は何なのか?

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2017年10月3日、立憲民主党が設立されました。

当時の民進党代表の前原誠司議員が希望の党への合流を進める中、その意向に添えないと枝野幸男議員らのグループが、新しい党を作ったのです。

 

立憲民主党のメンバーが希望の党に合流しない理由は、目指す理念や政策がかけ離れているということでしたが、それは後付けの理由でした。

そもそも小池百合子希望の党代表の政策と、民進党内でリベラル派と言われるような人達の考え方は、最初から大きく違っていたわけです。

 

当初は、民進党の衆議院議員全員が希望の党へ移籍できるという話だったのです。

【民進党HP 2017.10.2】

民進党は28日午後、党本部で両院議員総会を開き、前原誠司代表が執行役員会、常任幹事会で了承された「総選挙の対応について」とする方針文書を提案、

(1)今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す(2)民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認申請することとし、「希望の党」との交渉及び当分の間の党務については代表に一任する(3)民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず「希望の党」を全力で支援する――の3項目の提案を両院議員総会として承認した。

それができなくなったのは、小池百合子希望の党代表(当時)の

「排除いたします。 取捨というか、絞らせていただきます。」

「安全保障、そして憲法観といった根幹の部分で一致していることが政党としての、政党を構成する構成員としての必要最低限のことではないかと思っております。」

という会見での発言があったからでした。

 

今回は、そんな立憲民主党の支持率の推移を確認して、伸び悩みや支持率が上がらない理由など考えてみます。

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追記・直近の立憲民主党支持率

こちらには直近(2018年8月)の立憲民主党やその他政党の支持率を載せています。(忘れないかぎり更新します)

  政党名  支持率(%)
 立憲民主党  5.6
 自由民主党  35.6
 公明党  4.1
 日本維新の会  0.9
 国民民主党  0.4
 共産党  2.7
 社民党  0.3
 希望の党  0.0

世論調査の方法については、『(見出し)立憲民主党の支持率と推移』の所で書いています。

 

立憲民主党の得票数

希望の党の小池百合子代表から弾かれ、破れかぶれ的な雰囲気からの出発となった立憲民主党でした。

ところが、国民からは『スジを通した』と評価され、立憲民主党は反自民党の一番の受け皿になります。

 

 

2017年10月22日におこなわれた第48回衆議院議員選挙で立憲民主党は、比例代表の得票数が11,084,890票でした。

これは、自民党18,555,717票に次ぐ得票で、希望の党9,677,524票を上回る票数です。

 

ちなみに、立憲民主党の得票率を地区別でみてみると、完全に西低東高です。

特に、東京選挙区や南関東選挙区で23%台と高く、北海道選挙区にいたっては26.38%で、自民党の28.81%に肉薄しています。

 

その結果、立憲民主党が衆議院議員選挙で獲得した議席数は、55議席にまで拡大し、野党第一党となったのです。

 

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立憲民主党の支持率と推移

立憲民主党の支持率をみてみましょう。

 

まず、この支持率ですが、どこの機関がどのような調査をした数字として、発表しているのでしょうか?

これは、NHKや各新聞社が行っているものです。

NHKや時事通信社や各新聞社が独自に世論調査を行い、その質問項目の一つに「どの政党を支持しますか」というものがあります。

時事通信社以外は、『RDD方式』という電話調査を毎月行っています。

 

『RDD方式』とは、『ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)』の略で、コンピュータで無作為に複数の電話番号を作成し、その番号に電話をして調査するものです。 固定電話のみならず、携帯電話(スマホ)も対象です。

こちらの記事『各社が行う内閣支持率の世論調査方法を確認』に書きましたので、詳細は省きます。

 

今回はNHKで行っている世論調査、立憲民主党の政党支持率の推移を確認してみます。

 

 

立憲民主党の支持率はご覧のように、今年の3月に10%を越えましたが、通常は8~9%台という数字です。

自民党の支持率と比較すると、立憲民主党の支持率は、1/4程度で、到底政権交代ができるという雰囲気ではありません。

 

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安倍政権支持率低下でも上がらない立憲民主党支持率

同時におこなわれたNHK世論調査、安倍内閣の支持率を確認してみましょう。

 

安倍政権支持率

 

 

安倍内閣の支持率は、上がったり下がったりしています。

特に森友学園や加計学園の問題が国会で取り上げられると、その数字は顕著ですが、先ほどの政党支持率をみてみると、自民党の支持率は大きく変ってはいません。

通常、内閣の支持率が下がれば、それに比例して与党の支持率が下がり、野党第一党の支持率が上がるものです。

 

実際、自民党政権から民主党政権に変わった2009年の政党支持率をみてみると、それがわかります。

 

ご覧のように麻生政権末期の内閣支持率は10%台まで下がっています。 同時に政権与党の自民党の支持率も23%まで下がり、逆に民主党の支持率が自民党を上まわっています。

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立憲民主党の支持率が上がらない理由

ではなぜ、立憲民主党の支持率は、上がっていかないのでしょうか?

 

これはもう簡単な話です。

「安倍内閣は支持できないが、立憲民主党も信頼できるほどの政党ではない」と考えられているからでしょう。

立憲民主党の主要メンバーは、元民進党であり、過去3年3ヶ月政権を任された元民主党のメンバーが中心です。

枝野幸男代表は、菅直人政権で官房長官、野田佳彦政権で経産大臣を務めていました。

 

立憲民主党の最高顧問に就いているのは、菅直人と海江田万里です。

 

説明するまでもないですが、二人とも民主党時代の代表を務めていました。

2011年3月11日の東日本大震災の際、日本の首相は菅直人でした。

津波による福島第一原子力発電所の事故では、総指揮官という立場の首相が、翌日12日に現地入りするという信じられない行為にでました。

 

代表代行には、野党時代に“ミスター年金”ともてはやされた長妻昭がつきました。

鳩山内閣では鳴り物入りで厚生労働大臣になりましたが、結局思ったような実績を残すことができずに、一年で交代しています。

副代表の一人には蓮舫、幹事長には福山哲郎が就いています。

 

このメンバーを見て、自民党と何か新しい戦いをしてくれると想像できるでしょうか。

民主党政権の3年3ヶ月のトラウマを、国民はまだ持ち続けているのです。

 

ではどうしたら良いのか?

それは明らかで、自民党に対してしっかりとした政策論争で望み、倒閣だけを目的に、国会審議をボイコットなどしないことです。

枝野幸男代表は、予算委員会で1時間以上の質問時間が与えられながら、1週間後に日米首脳会談を控えた安倍首相に対して、会談に臨む姿勢を正すこともしませんでした。

もしかしたら、本人達が本気で政権を奪取する気持ちがないのかもしれません。

 

それを代弁したのが、元民進党で現在は無所属になっている小西洋之参議院議員です。(1:15~)


小西議員の「本気で、政権を取ろうとしている野党議員ってそんなにいないです」発言に、女性陣が呆れているのが印象的です。

これが小西議員の本音なのです。

 

もちろん、この発言に対して、枝野代表や多くの野党議員は否定するでしょう。 

 

奇しくも動画の最後で、政治評論家の有馬氏が小西議員に言っているように、『国民のための本気の議論』が国会でおこなわれてないことが問題なのです。

国民もバカではありません。 

『国民のための本気の議論』をしていけば、支持率など意識しなくても、やがて自然と上がっていくでしょう。

 

 

【関連記事】⇒『安倍降ろしを加速させたい人々

 

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