北朝鮮がドタキャンする可能性はあるか? 米朝首脳会談の予定はいつ? n

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南北首脳会談は表面上、金正恩委員長のプロパガンダ&演出が、成功したかたちで終了しました。

しかし、これからが本番の会談、米朝首脳会談が控えています。

今、金正恩委員長にとって、胃がキリキリ傷むような決断をせざるを得ない状況であることは、間違いありません。

【夕刊フジ 2018.4.17】

5月下旬から6月上旬に予定される米朝首脳会談だが、それが本当に開催されるかどうかは、いまだに定かではない。北朝鮮側のドタキャンはいつでもあり得るのだ。

米朝首脳会談が、どんな結果を生むかは予断を許さない。会談が成功して、北朝鮮が現実的に検証可能な形で「核開発を放棄」する可能性は出てきた。だが、交渉が決裂すれば、米国による北朝鮮攻撃ということも十分に想定できる。

 

  【関連記事】⇒『米朝首脳会談候補地  セントーサ島ってどんな島?

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米朝首脳会談予定

米朝首脳会談の開催日や開催場所が、少しずつ絞りこまれています。

4月末にトランプ大統領は、「シンガポールを含む多くのさまざまな国を検討している」更に、板門店での開催も「可能性を検討している」と述べていました。

また5月4日には、「日程と開催地が決まった」と述べ、近く発表する考えを示しています。

今までは、シンガポールや板門店、モンゴルなどが会談候補地として報道されています。

米朝首脳会談の日程は、6月8日~9日に行われるG7首脳会談前後が有力視されています。

【聯合ニュース 2018.5.6】

史上初となる米朝首脳会談の場所は朝鮮半島の分断を象徴する板門店ではなく、シンガポールになる可能性が高まっているようだ。複数の外交消息筋が6日、聯合ニュースの取材に答えた。開催の時期については6月8~9日にカナダで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議前が有力だが、6月中旬になる可能性も出てきた。

何とか交渉のテーブルにつかせたいトランプ大統領。

それに対して、本音はテーブルにつきたくないないけれども、もうつかざるを得ない状況の金正恩委員長。

会談となれば、核査察について、白黒つけなければなりません。 現時点でも水面下での交渉が続いています。

 

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「リビア方式」をとりたい米国

北朝鮮の核に対して、米国は『リビア方式』で話を進めたいということです。

【産経新聞 2018.4.30】

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4月29日、FOXニュースなどの報道番組に出演し、トランプ政権が目指す北朝鮮の核放棄の具体的方策について、リビアのカダフィ政権(当時)が核開発計画を放棄する際に実施した『リビア方式』を「念頭に置いている」と述べた。

『リビア方式』とは、どんなものなのでしょうか?

リビアは、北アフリカに位置する地中海に面した国です。

1969年、リビア王国でクーデターをおこしたカダフィ大佐が、2011年に亡くなるまで、40年以上にわたって支配してきた国でもあります。

リビアのカダフィ大佐は2003年、制裁解除と引き換えに核開発計画を放棄することを、米国との間で合意しました。

リビアは、国際原子力機関(IAEA)の核査察を受け入れ、核開発に関するすべての活動の公開や、射程300㎞以上の弾道ミサイル廃棄に応じました。

非核化をまず先行して、その後に制裁の解除を得るというやり方が、いわゆる『リビア方式』です。

 

その後リビアでは、民主化運動がおこり、カダフィ大佐の退陣を求めるデモが拡大し、やがて内戦に突入していきました。

最終的にカダフィ大佐は、民衆の手によって非業の死を遂げることになります。

 

この歴史の結果を、金正恩委員長が知らないはずもなく、むしろ我々以上に、歴史の教訓として学んでいることでしょう。

金正恩委員長としては、『リビア方式』ではなく、あくまで非核化は補償と支援との交換で実施するという考えです。

 

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北朝鮮がドタキャンする可能性

北朝鮮、というよりも金正恩委員長の選択肢は限られています。

まず、今までのように米国を挑発する手段は、ほぼなくなりました。 トランプ大統領の北朝鮮攻撃への本気度を、金正恩委員長が感じているからです。

では金正恩委員長が、米朝首脳会談をドタキャンする可能性はあるのでしょうか?

『ドタキャンも辞さない』を交渉カードにすることはあっても、本当にドタキャンする可能性は、限りなく小さいでしょう。

ドタキャンするということは、ドタキャン=トランプ大統領の顔に泥を塗る=米軍の北朝鮮攻撃、となりえるからです。

ただし、金正恩委員長が死を覚悟して、韓国や日本も道ずれにする選択をすれば、ドタキャンもあるかもしれません。

問題は中国です。

朝鮮半島を自身の支配下においておきたい中国は、金正恩委員長が倒れて、北朝鮮が民主化することを望んでいません。

 

『リビア方式』か『非核化は補償と支援との交換』か、北朝鮮がこれから正念場を迎えます。

 

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米朝首脳会談日程決定(追記)

米朝首脳会談の日が決まりました。

2018年6月12日(火)、シンガポールでの開催です。

会談日程の発表は、トランプ大統領らしく、ツイートでの発表でした。

「金正恩と私の間の会談は、6月12日にシンガポールで開催される予定です。  私たちは、世界平和のための特別な瞬間にしようと努力します!」

 

今後、会談場所など詳細が発表されるでしょうが、まずはドタキャンせず、金正恩委員長が会談のテーブルにつくことを祈願しましょう。

 

【関連記事】⇒『米朝首脳会談候補地  セントーサ島ってどんな島?

 

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