君が代斉唱の際、教員が不起立する理由が知りたい? 何を問題視しているのか

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「『君が代』は日本の国歌です」と聞いて、あなたはどう思いますか?

 

たぶん多くの人は「そんなの当たり前じゃん」と思うでしょう。

ところが実際には、そう認めたがらない人達が、わずかに一定数存在しています。

そういった人達が公立学校の教員にもいて、学校の式典で国歌斉唱の際に、起立しないという行為にでました。

 

なぜ、国歌や国旗に敬意をはらえない人達が、公務員として児童・生徒を教育しているのでしょう。

不起立してまで、なぜ、学校長の業務命令に反する行為を、彼ら彼女らはするのでしょうか。

その理由にふれてみたいと思います。

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国旗と国歌

現在、国連には193ヵ国が加盟しています。(日本が承認している国の数は196ヵ国)

 

それぞれの国家は、国の象徴(歴史・文化・宗教)である国旗と国歌をもっています。

国旗には敬意を表し、国歌に対しては愛着を持とうとするのが通常の国民の感覚です。

国旗は決して単なるマークではなく、国旗そのものが国を表しているので、大使館や公共施設では国旗を掲げているのです。

日本では国旗や国歌に対して、ほとんど教育を受けていない状態ですが、他国では国旗や国歌に敬意を表するのは、最低限のマナーです。

 

国旗国歌法

日本で『国旗及び国歌に関する法律』(以下、国旗国歌法)が制定されたのは、1999年8月のことでした。

第一条 国旗は、日章旗とする。

2 日章旗の制式は、別記第一のとおりとする。

第二条 国歌は、君が代とする。

2 君が代の歌詞及び楽曲は、別記第二のとおりとする。

ご覧のように、とてもシンプルな法律です。

 

国旗国歌法は、なぜこの時期に制定されたのでしょうか?

それは、今まで慣例的に国旗・国歌として扱われてきた日章旗と君が代を、法律的に位置付けする必要があったからです。

 

広島県の世羅高等学校の石川校長が、1999年2月28日に自殺してしまいました。

自殺の理由は、卒業式での国歌斉唱や国旗掲揚に対して、教職員組合から激しく反対されたことが大きな理由です。

亡くなった石川校長の車の中から「何が正しいのか判らない。管理能力がないことかもしれないが、自分の選ぶ道が何処にもない」というメモ書きが見つかっています。

 

学校行事における、君が代斉唱や日章旗掲揚に反対する教職員組合の反対闘争は、広島県だけのことではありませんでした。

学校現場の責任者である校長を守るためにも、国旗国歌法がどうしても必要だったのです。



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日章旗と君が代に反対する理由

なぜ彼らは、日章旗と君が代を、国旗・国歌として認めたがらないのでしょうか?

共産党の前の中央委員会議長である不破哲三氏が語っている内容を抜粋してみます。

「君が代」という歌は、千年以上前の作者の意に反して、明治以後、天皇の統治をたたえる歌という意味づけをあたえられてきたことです。「君が代は千代に八千代に」、つまり”天皇統治は永久であれ”という歌ですから、これは、いまの憲法の国民主権の原則とはまったく両立することはできないわけです。

日章旗に対しては、

最大の問題は、これが、日本が中国をはじめアジア諸国を侵略したとき、侵略戦争の旗印として使われてきた旗だということです。

と言っています。

日章旗や君が代を国旗・国歌と認めたがらない教員は、多少のニュアンスの違いはあるにせよ、基本的には不破氏が述べているような内容の主張をしています。

 

私は賛同できませんが、それも一つの考えでしょう。

ただし、すでに法律で日章旗を国旗に、君が代を国歌として決定しています。 法治国家の国民として、国旗国歌法には従うべきです。

 

ましてや、地方公務員としての職業を選択している教員であれば、これに従うのが当然のことです。

その上で、国旗・国歌を変えたいのであれば、『新国旗・新国歌』の提案を、国民運動として広めていけばよいことではないでしょうか。(地方公務員は当該地方公共団体の区域外での政治活動は可)

 

でも彼らはそれを大々的にしません。 身内で盛り上がって、反対しているだけです。(私が知らないだけかもしれません。ご存知の方は教えて下さい)

 

なぜか?

 

それは多くの国民の賛同を得ることができないことを、自分達でもわかっているからです。

代案を示さない・反対することが目的の運動、権力に立ち向かっている自分への自己陶酔の運動になってしまっていることに、早く気づいてほしいものです。

 

【関連記事】⇒『赤旗新聞の発行部数と公務員への勧誘問題

 

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