国民民主党はいつまで存続できるのか? 玉木代表は支持率を上げられるか

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小池百合子都知事が立ち上げた希望の党は、あっという間に分裂し、新生の希望の党と国民民主党(民進党と合流)とに分かれて存続することになりました。

数の上では国民民主党の国会議員の方が圧倒的に多いのですが、今後存続できるのかと考えると、どちらの党も心もとない気がします。

 

はたして国民民主党は、代表選挙を経て、その後も党として存続していけるのでしょうか?

いっこうに上がらない党の支持率を、新代表に就任した玉木雄一郎代表は、どう上げていくつもりなのでしょう。

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国民民主党結党の理念は?

国民民主党の結党の理念を確認してみます。

HPには、『「改革中道政党」として、国民生活に現実的に向き合う』と書かれています。

「改革中道政党」とは、どういう意味なのでしょうか?

私たちは、多様な価値観を寛容に受け入れる政治姿勢をとります。 

よって、リベラル・保守といった単純な二項対立や、特定の主義主張に拘泥するのではなく、国や国民が直面している諸問題に対して現実的に向き合う「改革中道政党」として、具体的な解決策を示します。

ちょっと、綺麗ごとを並べているような気もします。

また、「多様な価値観を受け入れる」や「特定の主義主張に拘泥するのではなく」ということは、逆にいえば、党としての支柱がないともいえます。

 

私たちが最も大切にしたい価値は、綱領に掲げた「共生」の理念です。

三つの共生を掲げ、「時間的な共生」「社会的な共生」「地球的な共生」をはたすというものです。

 

その他詳細は、以下を確認してください。

国民民主党<私たちの理念と政策の方向性>

 

国民民主党の支持率

国民民主党は、2018年5月7日に設立大会を開きました。

それ以降の支持率をみてみましょう。NHKの電話による調査

  • 5月:1.1%
  • 6月:1.1%
  • 7月:0.7%
  • 8月:0.4%

政党支持率の世論調査に対しては、いろいろと批判もあることは置いておいても、この支持率は、ちょっと情けない数字になっています。

衆議院議員38名(定数465名)、参議院議員23名(定数248名)の政党が、支持率が1%にも満たないという現実を、国民民主党所属の国会議員は、どれだけ真剣に受け止めているのでしょう。

 

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代表選挙への関心度

今回行われた国民民主党の代表選挙は、玉木雄一郎議員と津村啓介議員との間で争われました。

共同代表という立場から、引き続き玉木議員が代表選に立候補したのはわかります。

それに対して、津村議員は、知名度も今まで就いてきた役職的にも、党の代表にはまだ早いのではないかという雰囲気です。

 

傍から見ていると、火中の栗(支持率1%未満の政党代表)を拾いたくない有力議員が二の足を踏んだので、やむなく津村議員が立候補したイメージさえあります。

結局、3年3ヵ月の民主党政権の負のイメージを、民進党になっても、国民民主党になっても、払拭できずにいるというのが、党全体の印象です。

勝手に自分達で政党を分裂させ、反自民党という立場だけで「野党結集!」と叫んでも、国民は「何も変わっていないのに…」と白けてしまうだけでしょう。

 

9月1日(土)には神戸の元町で、代表選の街頭演説をおこないましたが、神戸新聞は以下のように伝えています。

【神戸新聞 2018.9.1】

この日は小雨もぱらつく中、大丸神戸店前の車上に津村、玉木両氏が並び立った。津村氏が尊厳死・安楽死の合法化を訴え、玉木氏が少子化対策として第3子に1千万円給付する政策を提案するなどしたが、聴衆はわずか数十人程度。

まさに政党支持率がそのまま表れている現状です。

 

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今後の国民民主党

代表選挙が終わって、国民民主党はどうなっていくのでしょう。

玉木雄一郎代表を中心に、しっかりまとまっていけるのでしょうか。

それともまた少しずつ離党者が出て、来年の参院選前には、空中分解してしまうのでしょうか。

 

玉木雄一郎議員は、国民民主党の代表選挙の際に、経済政策として『アベノミクス』に変る『コドモノミクス』を提案していました。

『コドモノミクス』と名付けた経済施策は、生まれた第三子に対して、1千万円を支給するという内容です。

これによって、経済の活性化と共に、人口減少問題にも歯止めをかける手だてになるという考えです。

代表選挙では、この『コドモノミクス』に対して、津村議員はかなり苦言を呈していましたので、党の政策としてすんなり受け入れられるのかは、わかりません。

 

2019年の春には、全国統一地方選挙が行われます。

旧民進党系の地方議員が、続々と立憲民主党にくら替えしていく状況にどう歯止めをかけるのか、喫緊の課題です。

 

代表選挙を終えて玉木代表は、「私たちにはできる。私たちは(昨年の衆院選を受けて)最も筋を通した人たちの集まりだ。」と言ったといいます。

果たして、国民はそう感じているでしょうか。

こういう認識であれば、国民民主党の未来には暗雲が立ち込めているとしかいえません。

 

更に「選挙で勝利を重ねていくことでしか、本当の意味での支持率向上はない」と言ったと報道されています。

本当にそんな発言をしたのでしょうか?

選挙に勝つことで支持率が上がるのではありません。 支持率が上がった結果、選挙に勝つことができるのです。

 

「国や国民が直面している諸問題に対して現実的に向き合う「改革中道政党」として、具体的な解決策を示します。」

繰り返しになりますが、国民民主党が“理念と政策の方向性”で述べている一文です。

 

沖縄知事選挙をひかえた9月は絶好の機会です。

世界一危険な基地として喧伝されている普天間飛行場は、依然として移転できないままになっています。

具体的解決のために、どの候補者を推薦・支援するかで、この言葉の真贋が問われます。

 

 

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