自民党総裁選挙での地方票の予想は? 石破茂が地方で強いという幻想

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自民党総裁選が9月7日に告示されました。

投開票は、9月20日(木)におこなわれます。

今回の自民党総裁選は、安倍総裁の三選はほぼ確実と言われていますが、果たして石破茂議員は、どれだけ地方票を獲得できるのでしょうか。

敗れたとしてもその得票数によっては、石破茂議員の今後の自民党内での処遇や、次期総裁への道が残されますが、逆に大敗ということになられば、総裁の道が断たれる可能性もあります。

    『石破茂は総理大臣になれるか?

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地方票とは?

自民党総裁選挙においては、党所属国会議員・党員・自由国民会議会員(党友)及び国民政治協会会員の投票によって、総裁が決定します。

今回の総裁選は、国会議員票が405票、党員・党友による地方票も同じく405票、合計810票で争うことになります。

 

国会議員と党員・党友では、投票方法や投票日が違っています。

自民党の国会議員は、投開票日の9月20日に、自民党本部にて投票をおこないます。 それに対して、党員・党友は9月19日までに投票をおこない、各都道府県が投票数を集計します。

更に、各都道府県の総投票数を党本部が集計して、ドント方式で各総裁候補者に配分します。

今回から、配分される地方の票数は、自民党国会議員数と同じになるので、405票ということになります。

ドント方式というのは、各候補者の得票数を1、2、3・・・・と整数で割り、その答え(商)の大きい順に党員算定票数(今回の場合は405票)まで、票数を配分するやり方です。

 

 

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石破茂が地方に強いと言われる理由

石破茂議員が地方に強いと言われる理由は、どこにあるのでしょうか?

2012年9月、民主党の野田政権の末期に、自民党総裁選が行われましたが、その際に石破茂議員は総裁選に出馬しています。

野田政権の内閣支持率は、どこの調査でも20%前後で、低迷していた時のことです。

当時の自民党総裁は、谷垣禎一議員でしたが、その時の自民党総裁選に出馬をしませんでした。

なぜ出馬しなかったのかは、本題から外れますので詳細は省きますが、結果として5人の総裁候補(安倍晋三、石破茂、町村信孝、石原伸晃、林芳正)で争うことになります。

この5人の候補者で異彩をはなっていたのが、総理経験者である安倍晋三議員です。

 

2012年総裁選の5年前、第一次安倍内閣において『健康問題』という理由(他に自衛隊問題など)で、政権を投げ出していた安倍晋三議員、当の本人が再度立候補していたからです。

国会議員であれば、安倍晋三議員が当時おかれた立場や官僚の抵抗など、辞めざるを得ない事情を理解できた点があったと思います。

ところが党員となると、そこまで事情を知っているわけではありません。

「自分から辞めたのに、何を今さら」と、理由はどうあれ、簡単には再認できないという思いになっても、不思議ではありません。

 

結果として、2012年の自民党総裁選挙では、決戦投票で安倍晋三議員が総裁になりますが、第一回目の投票で石破茂議員の地方票の得票は、安倍晋三議員の得票を上回りました。

その時の得票は、以下の通りです。


 

党員票では、およそ2倍の得票です。

この当時の地方の自民党員は、圧倒的に石破茂議員を支持していたのです。

これが、石破茂が地方に強いと言われる原点になります。

 

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石破茂は地方票で安倍を上回れるか?

しかし、6年前と今では、事情がまったく変わっています。

6年間、首相として実績を積んできた現在の安倍首相への評価と、6年前の安倍不信を比較すること自体がナンセンスです。

 

共同通信社がおこなった世論調査を見ると、それがわかります。

【日本経済新聞 2018.9.8】

共同通信社は7、8両日、自民党員・党友を対象に総裁選(20日投開票)の支持動向を電話で調査した。安倍晋三首相(党総裁)に投票するとの回答は61.0%、石破茂元幹事長は28.6%だった。

 

世論調査では、国会議員のみならず、党員票でも安倍首相が圧倒しています。

これはある意味、当然の結果ではないでしょうか。

 

選挙は蓋を開けてみなければわからないと言えますが、このままいけば地方票も含めて、安倍首相の圧勝に終わるでしょう。

 

 

【関連記事】⇒『自民党総裁選のしくみを知りたい

 

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