日本に北朝鮮ツアーは存在するのか? 参加したくないけれど調べてみた

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弱小国家でありながら、核兵器を保持しているという強みから、相変わらずギリギリのところで、米国とやり合う北朝鮮の三代目・金正恩委員長。

中国の後ろ楯があるとはいえ、超大国米国を相手に、巧みに立ち回っているといった感があります。

 

最近の北朝鮮関連のニュースでは、北朝鮮ツアーに参加中の日本人が拘束され、その後解放されるというものがありました。

【産経ニュース 2018.8.27】

北朝鮮は26日夜、国営メディアで、観光客として訪朝し、拘束された日本人の国外追放を決定したと伝え、日本人は近く、中国に航空機などで出国させられるとみられている。

日本人は映像製作の仕事に関わる滋賀県出身の39歳男性とみられ、北朝鮮西部、南浦(ナムポ)で今月上旬、拘束されたとみられている。外国の旅行会社が企画したツアーに参加し、列車で北朝鮮入りしたという。

この日本人男性は、欧州の旅行会社が企画したツアーで、北朝鮮に入国したようです。

北朝鮮西海岸の港湾都市・南浦(ナムポ)で、軍事施設を撮影したとの情報も伝えらています。

 

このニュースを聞いた多くの人は、「えっ、北朝鮮ツアーなんてあるの?」という感想を持ったのではないでしょうか。

私も正直なところ思いました。

これはマスメディアやその他の報道から、北朝鮮は孤立しているというイメージが、私達のなかにあるので、まさか北朝鮮ツアーなんて行われているはずがないという思い込みがあるからでしょう。

 

掘り下げたニュースがあまりないようなので、今回は北朝鮮ツアーについて調べてみます。

北朝鮮と国交のある国

日本と北朝鮮の間には、国交がありません。

日本は現在、195ヵ国を承認し、国交を結んでいます。

 

では、北朝鮮はいくつの国と国交を結んでいると思いますか?

30ヵ国? それとも50ヵ国?

 

いえいえ、北朝鮮はすでに163ヵ国と、国交を結んでいます。

当たり前のことですが、国交を結んでいるということは、国同士のお付き合いがあるということです。

日本経済新聞 2018.6.10】

米国の研究機関、イースト・ウエストセンターによると、北朝鮮と国交関係がある国は163カ国に及ぶ。

このうち、北朝鮮が在外大使館を置いているのは47カ国ある。ただ、北朝鮮に大使館を置いているのは24カ国だけだ。

孤立状態にあると思っていた北朝鮮が、実はこれだけ多くの国と交流があるという現実がそこにあります。

 

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北朝鮮ツアー

国交を結び、相手国の法律やルールに従いさえすれば、お互いの国民はビジネスや旅行などで交流が可能です。

北朝鮮へのツアー企画が存在するのは、ある意味自然なことではあります。

ちょっとビックリしたのが、日本国内にも北朝鮮ツアーを企画している旅行会社があったことです。

ジェイエス・エンタープライズという会社は、北朝鮮旅行専門の旅行会社として宣伝しています。

主要顧客取引先に、株式会社三進トラベルサービスとあるので、そちらの会社を検索してみるとこんな記事が出てきました。

【Travel vision 2015.8.31】

韓国旅行専門旅行会社の三進トラベルサービスはこのほど、東京の同社本社内に北朝鮮専門の地上手配会社としてジェイエス・エンタープライズを設立し、「JSツアーズ」の名称で8月1日から業務を開始した。

北朝鮮国営の朝鮮国際旅行社と提携して現地の地上手配などの業務をおこない、在日朝鮮・韓国人ではない日本国籍保有者をターゲットに北朝鮮観光を促進する。

株式会社三進トラベルサービスは、1989年に小島健康氏が設立した会社です。

 

ジェイエス・エンタープライズが企画したツアーは、例えば「平壌国際マラソン参加ツアー」であったり、「共和国建国70周年ツアー」というようなものです。

もちろん日本から直接北朝鮮には入国できませんので、中国を経由して行くことになります。

 

 

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