カタールと日本とはどんな関係か? 最大の輸出相手国が日本

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ジャーナリストの安田純平氏が、シリアのテロ組織から解放されました。

その際の報道では、解放に大きく関わった国として、カタールとトルコの名前が上げられています。

【AERAdot. 2018.10.24】

シリアで行方不明になっていたフリージャーナリスト安田純平さん(44)が23日、解放されたと菅義偉官房長官が発表した。安倍晋三首相は今回の解放にはカタールとトルコの協力があったと明かし、河野太郎外相は「健康状態は一見すると良い」と述べた。

トルコは比較的なじみのある国かと思いますが、カタールとはどんな国で、日本とはどんな関係にあるのでしょうか。

確認してみましょう。

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中東の国・カタール

カタールは、アラビア半島東部のカタール半島のほぼ全域を領土とする半島の国です。

国土面積は、日本の秋田県よりも少し狭く、人口はおよそ267万人の小国です。

 

国の場所を地図で確認してみます。

こちらです。

 

ペルシャ湾をはさんで東にイラン、西にサウジアラビアという中東の大国に挟まれた国が、カタールです。

 

日本人にとって、カタールという国名と同じくらい知られている地名が『ドーハ』ではないでしょうか。

1993年、サッカーW杯の本戦出場をかけたアジア地区最終予選の試合が、ドーハで行われました。

日本はイランとまさかの引き分け(後半アディショナルタイムに追いつかれる)、結局W杯初出場を逃してしまいました。

その試合の地が、カタールの首都ドーハで、『ドーハの悲劇』として、日本サッカー史に名前を残すことになった土地です。

 

カタールは、18世紀から19世紀にかけてクウェート、アラビア半島内陸部の部族がカタールに移住したことで、現在のカタールの部族構成が成立しました。

1916年には英国の保護下におかれますが、1971年に独立を果たしました。

主な産業は、原油と天然ガスで、中東の典型的な資源国家です。

 

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日本とカタールの関係

日本とカタールは、資源の輸出入において密接な関係にあります。

カタールにとって日本は、最大の輸出相手国で、総輸出額のおよそ18%をしめています。

天然ガス埋蔵量でカタールは世界第3位、液化天然ガス(LNG)の生産量では世界一です。

逆に日本は、液化天然ガスの輸入量が世界一になります。

 

 

 

 

日本の原油の輸入先では、カタールは3番目に多い国で、輸入量のおよそ10%をしめています。

 

カタールにとって日本は、よいお得意様といった感じでしょうか。

 

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カタール身代金の肩代わり?

報道では、安田純平氏の解放には、カタールから身代金3億円以上が、テロ組織に支払われたと書かれています。

【読売新聞 2018.10.24】

シリア内戦を調査している在英の民間団体「シリア人権監視団」のラミ・アブドルラフマン代表は23日、読売新聞の取材に応じ、ジャーナリストの安田純平さんとみられる人物が解放されたことについて、カタールが身代金300万ドル(約3億3700万円)を支払ったと主張した。

アブドルラフマン代表は、複数の信頼できる情報筋から得た情報とした上で「カタールは、日本人の人命救助への貢献を国際社会にアピールするためだった」と話した。「日本政府はテロ組織への身代金支払いは拒否した」とも指摘した。

身代金の支払い内容が、どこまで確実な情報かはわかりませんが、何らかの取引なくして、解放されることはまず考えられません。

およそ3年間も後生大事に囲ってきた人質が、何の利益も生み出さないとわかった時点で、犯行グループが人質の生命を絶とうとするだろうということは、容易に想像ができます。

 

それを考えると、読売新聞の記事が伝えるように、カタールが身代金の肩代わりをしたという情報は、信憑性があります。

記事では『人命救助への貢献を国際社会にアピール』とありますが、“お得意様”日本へのアピールということもあるのかもしれません。

 

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