加藤勝信の派閥と評判を確認 ポスト安倍に急浮上してきたその人物像は?

Sponsored Link

加藤勝信という衆議院議員がいます。

名前だけ聞いて、その顔が思いうかぶ人は、まだ多くないのではないでしょうか。

現在は、自民党総務会長の任にあり、いわゆる党の三役にまで登ってきている存在です。

 

11月9日の産経新聞の記事には、こうあります。

【産経新聞 2018.11.9】

自民党内で「ポスト安倍」の顔ぶれが変化した。衆院当選6回ながら党三役に抜擢された加藤勝信総務会長(62)が急浮上したためだ。

安倍晋三首相(64)からの禅譲を視野に入れる岸田文雄政調会長(61)、9月の総裁選で党員票の45%を獲得し「非安倍」の受け皿となる石破茂元幹事長(61)、ワンポイントリリーフとして菅義偉(すが・よしひで)官房長官(69)の名も挙がる。

それぞれ一文字を取り、人呼んで「岸破義信」(きしばよしのぶ)-。

 

“岸破義信”だそうです。

産経新聞政治部のデスクあたりが考えたのでしょうか。 ちょっと、「何だかなぁ~」という感はありますが。

10月におこなわれた自民党総裁選前では、ポスト安倍は“石田聖太郎”(石破、岸田、野田、河野)と言っていたマスコミもありました。

 

マスコミの一つにでも取り上げられることで、知名度は徐々に上がっていきますので、次は本人のがんばり次第という面もあります。

加藤勝信衆議院議員がどんな人物なのか、この機会に確認しておきましょう。

Sponsored Link

加藤勝信議員の経歴(~官僚・秘書時代)

加藤勝信議員は、1955年11月22日、東京都に生まれました。

旧姓は、室崎といいます。

東京大学経済学部を卒業して、1979年に大蔵省(現・財務省)に入省し、内閣官房副長官秘書官や農林水産大臣秘書官などを務めた後、1995年9月に大蔵省を退省しています。

 

加藤勝信議員は、大蔵省を辞める前の年、1994年に加藤六月議員の次女と結婚、婿入りしました。

これは官僚にはよくあることだと、元財務官僚の高橋洋一氏はいいます。

若手のキャリア官僚に、有力な政治家や官僚OBの娘との縁談が、持ち込まれるのです。

 

官僚から政治家を目指している人物にとっては、悪い話しではありません。

加藤勝信議員は産経新聞のインタビューで、こんなことを語っています。

『小さい頃から政治的なことが好きだったんですよ。私の祖父は島根県議会の議長をしていたんですが、私の子供時代と重なっているわけじゃなくて、小学生の頃から選挙速報を一生懸命夜遅くまで見るなど、なぜか関心が高かった。

当時の作文をみると、例えば原敬元首相のことを書いて「自分もこうなっていきたい」といったような内容もありました。最後はなぜか「国連の事務総長になりたい」と書いてありました。』

成人した加藤勝信議員の潜在意識の中に、子供の時からの政治家というものがあって、それが政治家の婿養子という道に、自然とつながっていったのかもしれません。

大蔵省を退省した後は、加藤六月議員の秘書として経験を積みながら、出馬のタイミングを計っていたといえます。

 

衆議院議員として

加藤勝信議員は、国会議員としては2度の落選をへて、2003年に初当選を果たしました。

現在は6期目で、選挙区は岡山5区です。

派閥は竹下派ですが、安倍首相との関係が強く、2012年の自民党総裁選挙では推薦人の一人に名を連ねていました。

 

第2次安倍内閣では内閣官房副長官、第3次安倍内閣においては内閣府特命担当大臣、厚生労働大臣と続けて任命され、着実に実績をつくっています。

そして、今回は自民党党三役の一つである総務会長に就いたわけです。

 

Sponsored Link

ポスト安倍の可能性

産経新聞がポスト安倍の一人として報じたように、本当に加藤勝信議員には、総理大臣としての器があるのでしょうか。

もちろん、その器に疑問符がつくような総理大臣は、過去においてもたくさんいたわけですので、器うんぬんという話ではないかもしれません。

派閥をとりまとめる力も必要ですし、時の運が味方しないと、総理大臣にはなれません。

 

実際、加藤勝信議員の所属の派閥には、当選回数9回の実力者・茂木敏充衆議院議員がいます。

ただし茂木議員に対しては、「慕う仲間が少ない」、「自分でちょこちょこ動くタイプで首相の器じゃない」という派閥内の声があるといいます。

 

安倍政権が問題なくあと3年続くかという問題もありますが、加藤勝信議員がこの3年間で、最低でも派閥からの全面的支援を受けることができる立場にたてないと、次回の総裁選に出馬とはいかないでしょう。

 

加藤勝信議員の強みは、選挙区にあります。

岡山5区は27万人強の有権者数ですが、保守の基盤が強く、加藤勝信議員は毎回10万票をこえる得票で当選し、次点の候補者に比例復活をゆるさないくらいの圧勝を続けています。

唯一2009年(民主党が政権奪取)の選挙で、民主党の花咲候補に比例復活をゆるしましたが、その時も1万5千票の差をつけて勝利しています。

 

ポスト安倍の戦いはすでにスタートしています。

政界は、一寸先は闇というように今後の展開によって、誰が次期首相になるかわかりません。

 

 

【関連記事】⇒『石破茂が総理大臣になれる可能性はあるか?

Sponsored Link

SNSでもご購読できます。

関連コンテンツ

コメントを残す

*