流行語大賞2018 ノミネートされた『ご飯論法』とは? 意味を調べてみた

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今年も『新語・流行語大賞』の季節がやってきました。

あくまで、自由国民社(「現代用語の基礎知識」発行元)とユーキャンという一私企業の企画ですが、多くの人が関心を持っていることに、間違いはありません。

 

現時点でノミネートされている流行語は、30です。

  • あおり運転
  • 悪質タックル
  • eスポーツ
  • (大迫)半端ないって
  • おっさんずラブ
  • GAFA(ガーファ)
  • 仮想通貨/ダークウェブ
  • 金足農旋風
  • カメ止め
  • 君たちはどう生きるか
  • 筋肉は裏切らない
  • グレイヘア
  • 計画運休
  • 高プロ(高度プロフェッショナル制度)
  • ご飯論法
  • 災害級の暑さ
  • 時短ハラスメント(ジタハラ)
  • 首相案件
  • 翔タイム
  • スーパーボランティア
  • そだねー
  • ダサかっこいい/U.S.A.
  • TikTok
  • なおみ節
  • 奈良判定
  • ひょっこりはん
  • ブラックアウト
  • ボーっと生きてんじゃねえよ!
  • #MeToo
  • もぐもぐタイム

その中の一つで、聞いたことはないけれど、気になった『ご飯論法』について調べてみます。

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ご飯論法提唱者(?)

『ご飯論法』という言葉を世に出したのは、法政大学の上西充子教授と言われていますが、少し説明が必要です。

というのは、上西充子教授は、国会における加藤厚生労働大臣(当時)の答弁を問題視して、以下のツイートをおこないました。

ここには『ご飯論法』という言葉はでてきません。

 

更に、この内容を上西充子教授が記事にしたところ、それを引用して、紙屋高雪氏がこれを『ご飯論法』の言葉と共にツイートしたのです。

紙屋高雪氏は、Wikipediaでは漫画評論家と紹介されています。

上記の内容は、今年の5月6日・7日のことで、『ご飯論法』が世に出た経緯になります。

 

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ご飯論法とは

ご飯論法とは、意図的な「論点ずらし」や「はぐらかし」などの不誠実な受け答えをする手法をいいます。

特に、国会で野党から厳しく追求される閣僚が、追及かわしの答弁をするのが、その典型といえます。

 

先ほどの上西充子教授のツイートの続きを見て下さい。

まぁ、普通の人が会話の中でこんな話し方をしたら、次から相手にされなくなってしまいますが、テレビの討論番組では、持論を正当化するために、しばし使われています。

 

ネットの声

ツイートでは、多くの政権批判があります。

 

 

そんな中でも、こんなツイートもありました。

そうなんです。

殊更この『ご飯論法』が、いかいも安倍首相をはじめとする閣僚の得意技的表現が目立ちますが、安倍政権というよりも、過去の政権においても政治家全般においても良く使われている手法が、この『ご飯論法』なのです。

 

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流行語大賞の決め方

新語・流行語大賞は、今年で35回目になります。

どんなふうに、流行語大賞は決められているのか、確認してみましょう。

 

まず、自由国民社および大賞事務局がノミネート語30を選出します。

次に、選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれるという方法をとっています。

ノミネートされた言葉を、全国の人達からの投票によって決めているのではありません。

選考委員会の委員は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)の7名で構成されています。

 

公益財団法人日本漢字能力検定がおこなったいる『今年の漢字』も、年末の12月に発表されています。

マスコミが、清水寺から生中継で伝えるなど、注目される行事の一つです。

決定する『今年の漢字』は、11月1日から12月初旬まで、全国から“今年の世相を表す一語”を募集して、決定しています。

 

投票数の問題もありますが、こういう形式をとっていれば、まさに“国民が決めた”『今年の漢字』という風に宣伝しても差し障りないでしょう。

ちなみに、2017年の応募総数は、153,594票で『北』が選ばれました。

 

年末の風物詩となっている流行語大賞も、7名の限られた委員で決めるのではなく、もう少し国民の考えが反映される仕組みにしていった方が、良いのではないでしょうか。

政権に批判的な言葉がノミネートされることが多く、選考委員への不信が度々、議論になります。

もしかすると、あえて批判を受けることで、世間から注目されるようにしているのかもしれませんが。

 

最後に、上西充子教授のこんなツイートが目にとまったので、載せておきます。

今後は、この“流行語ではなく、新語だから世間に知られていなくてもOK”論法が、選考委員の間の合言葉になっていくかもしれません。

 

 

【関連記事】⇒『時短ハラスメントが流行語になる時代

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