社会問題(課題)

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政府がマタハラ防止措置 職場でのマタハラに法律はどう対応しているのか?

政府は2016年の通常国会(第190回)で、マタハラ防止のために、現行法の改正をおこなっていくようです。

【東京新聞 2016年1月14日】

政府は13日、来年1月1日から企業にマタニティーハラスメント(マタハラ)の防止措置を義務付ける方針を決めた。通常国会に改正案を提出し、早期成立を目指す。

現行法は妊娠や出産、育児休業の取得を理由とした退職の強要、降格などのマタハラを事業主に禁じているが、上司や同僚による嫌がらせは対象外だ。

改正案は事業主に相談窓口の設置や上司らの研修などの防止策を求める。具体策や防止措置の対象となるマタハラ行為は省令や指針で定める。

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受動喫煙の影響は? 子供や妊婦への影響には氣をつけたいですね

受動喫煙とは?

受動喫煙とは、喫煙している人のタバコの煙を同じ空間で吸って、間接的に喫煙させられていることをいいます。 喫煙している本人は、フィルターを通してタバコを吸っていますが、タバコの先からでる副流煙に対しては、喫煙していない人も吸わされてしまっています。

問題なのは、この副流煙に、有害物質が多く含まれていることです。

 

受動喫煙 歩きタバコ

通勤で駅までの道のり約15分。 さわやかな朝の出発を時たま邪魔する存在が、歩きタバコです。 しかも相手が、自分と同じペースで前を歩いていたりすると、もう最悪。

そういった時は、少し小走りで相手を抜き去り、再び同じペースで歩き始めます。

歩きタバコ

以前から比べたら格段に減ったとはいえ、たまに遭遇すると、その日がスタートでつまずいたような気分になります。 もちろん、歩きタバコの受動喫煙などその量は、たかが知れていることはわかっています。

 

肺がんと喫煙

タバコの害といって、まず思い浮かぶのは肺がんのリスクです。2014年の肺がんでの死亡者数は、73,396人でした。そのうち男性は52,505人で、がんの部位別死亡者数(男性)では、肺がんがトップとなっています。

【死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(厚生労働省)】

 

肺がんと喫煙の因果関係を否定する人もいます。 理屈は、年々喫煙者の人数は減っているのに、肺がんでの死者数が増えているのは、そこに因果関係がないからというものです。

喫煙率&肺がん死亡表

解剖学者の養老孟司も週刊朝日の記事では、こんなことを言っています。

「ここ10年間、喫煙率はきれいに下がってるのに、肺がんの患者数はきれいに上がってる。そのグラフを二つ並べて、『肺がんの原因は喫煙だ』と言ってるんです(笑)。」

では、別の原因は何だと思っているのでしょうか?

この意見に対しての反論を簡単にまとめると、

1.肺がん死亡者数は増えているが、肺がん年齢調整死亡率は、1996年をピークに減少している

肺がん死亡率

人口が増え、高齢化が進む状況で、単純に死亡者の数だけで比較しては正確なことはわかりません。 より正確な年次比較や地域比較をするために算出されたものが、年齢調整死亡率です。

 

2.時間差(30年前後)がある

タバコを吸って、すぐ癌になるわけではありません。 長期の喫煙によって徐々に肺が侵され、癌になります。

喫煙率の推移

この表の喫煙率は、1965年以降からのものですが、男性の喫煙率のピークは1966年の83.7%です。 肺がん年齢調整死亡率のピークが1996年だったことを考えると、喫煙率ピークの1966年から30年という年数の意味するところは大きいですね。

詳細を知りたい方は、以下をどうぞ。

【禁煙センセイ.com】『喫煙率が下がっているのに肺がんが増えているのは、なぜ?』

 

副流煙の脅威

冒頭で述べたように、タバコの煙には喫煙者がタバコを吸う際に吸い込む主流煙と、タバコの先端の点火部分からでる副流煙があります。

受動喫煙で問題になるのは、この副流煙です。

喫煙によりタバコの有害な成分を吸い込むことになりますが、その成分は、ニコチン、カドミウム、一酸化炭素、アンモニアなどの有害物質と、ホルムアルデヒド、カドミウム、ヒ素などの発がん物質です。

非喫煙者の私からすると、何でこんな悪い成分を含んだタバコを好きこのんで吸っているんだろうと思ってしまいます。 ただ、非喫煙者だからといって安心はできません。 タバコには副流煙の問題があるからです。

 

一例です。

宮城県喫煙表1

宮城県喫煙表2

宮城県のHPからの参考資料です。『たばこ対策/受動喫煙』

 

厚生労働省の資料も貼り付けておきます。

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見てわかるように、タバコの有害物質の種類よっては、主流煙よりも副流煙の方が、何倍も何十倍も多いことがわかります。フィルターを通して吸うか吸わないかで、これだけ数値に違いがあるわけです。 こんな煙を無理に吸いたくはありません。

 

脅威をあおりすぎる問題

ここで気をつけたいことは、主流煙は、フィルターを通しているとはいえ、その煙をすべて身体の中に入れています。 でも副流煙の場合は、数値は高くてもそのすべてを吸い込んでいるわけではありません。

タバコから立ち上った副流煙は当然、空気中で拡散されてしまいますので、吸い込む数値もやはり低くなっていることでしょう。(密閉空間では、どのくらい吸う事になるのかはわかりません)

また、有害物質や発がん物質名の羅列を見ると、それだけで悪印象を持ってしまいますが、その含有量は微量であることも多々あります。わずかな期間や量の受動喫煙をしたからといって、あまり神経質になるのも考えものかと思います。

 

妊婦(胎児)や子供への影響

ただし、生活空間を共にする家族においては、話が違ってきます。

1980年代の末頃、『ホタル族』という言葉が流行ったことがあります。 現在は死語に近いですが。

この『ホタル族』というのは、マンションのべランダでタバコを吸う人のことで、夜間ベランダで吸うタバコの火種が外から見るとホタルのようだということで、この名称がつけられました。 禁煙・嫌煙ということが言われるようになってきた時代で、部屋の中での喫煙が敬遠されていきました。

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奥さんから「部屋が(タバコの煙で)臭くなるから外で吸って!」「赤ちゃんに良くないから、ベランダでして(怒)」と言われ、しぶしぶベランダへと出ていくパパ。 いつの時代も家庭での主導権は、女性が握っているようです。

 

そうやって時代がすすむ中で、喫煙の身体への影響や、副流煙に対する認識が高まっていき、日本での喫煙率も年を追うごとに減少してはいます。⇒『喫煙率、日本の推移を見てみて考えたこと

 

ただ、こういった家庭ばかりではありません。 妊婦や子供のことをまったく気にせず、同じ部屋で喫煙をする人も実際に存在します。 もし副流煙のことを知りながら、受動喫煙させることは、犯罪行為といっても言い過ぎではない気がします。

妊婦の喫煙や受動喫煙は、胎児への拷問です。 流産、死産、先天異常、新生児死亡のリスクが高まることが、明らかになっています。 出生後の影響としても、肺炎、喘息様気管支炎などの呼吸器症状などが増加します。

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更には、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など子どもの発達と受動喫煙の関連性を指摘する研究報告もでています。 まだ確定されていない内容もあるでしょうが、これだけの有害物質を長期に吸わされて、身体に悪い影響が出ないはずがありません。

 

これから益々問われてくるのは、喫煙者のマナーではないでしょうか。 微量かどうかはさておき、子供や妊婦(胎児)には、極力受動喫煙をさせないのが優しさですね。

喫煙、副流煙の研究が益々盛んになるなかで、「喫煙は個人の趣味嗜好」という考え方はだんだん通用しなくなっていくでしょう。

 

『イクメン』が嫌われる? 育児と夫婦のあり方を考えてみる

イクメン嫌い?

『イクメン』という言葉に対して、良いイメージを持たない(嫌いな)人が結構いるようです。

 

・イクメンごり押しの風潮がどうしても好きになれない

 

・良い父親、良い夫を演出するためにイクメンという言葉を使いたいだけ

 

・少し手伝った程度で、イクメンというのは恩着せがましい

 

・イクメンという言葉の軽い響きやブーム的な扱いには、抵抗を感じる

などなど。

 

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そもそもイクメンとは

そもそもイクメンとは、いつくらいから使われ始めた言葉なのでしょうか?

『イクメン』とは、「子育てする男性(メンズ)」の略語です。

 

いつからこの言葉が使われるようになったのか調べてみると、

『イクメンクラブ』という父親を中心とした有志が集まって立ち上げた団体が、初めのようです。(代表理事は博報堂社員なので、ただの有志ではないかと…)

NPO法人 イクメンクラブ

 

イクメン2

イクメンの日

2011年から、10月19日は『父さん(10)、育児(19)』で、「イクメンの日」になりました。

この記念日はどこが決めているのかというと、一般社団法人 日本記念日協会です。

 

1991年、正式に発足した日本記念日協会では、団体・企業・個人が独自に記念日を登録したいと考えた場合、

申請を受付けして、申請内容を審査後に正式に記念日として、認定しています。

 

「イクメンの日」を申請したのは、イクメンオブザイヤー実行委員会という組織です。

 

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イクメンと厚生労働省(プロジェクト)

イクメンオブザイヤーの実行委員長は、おちまさと氏(プロデューサー)ですが、2011年から毎年行われている「イクメン オブ ザ イヤー」の後援に、厚生労働省が入っている点や、「厚生労働省委託事業 イクメンプロジェクト」の特別協力を、イクメンオブザイヤー実行委員会が受けている点などを考えると、ほとんどのお膳立てを、厚労省がおこなっている気がします。

イクメンイヤー

2010年、当時の長妻昭(民主党)厚生労働大臣は、男性の子育て参加や育児休業取得の促進等を目的とした『イクメンプロジェクト』を実施してきました。

 

当時の広報内容の文言には、

「昨今は育児を積極的にする男性『イクメン』が話題となっておりますが、まだまだ一般的でないのが現状です」

とあります。

 

まだイクメンという言葉やその実態が広がっていない時に、厚労省が先導していったのが見てとれます。

【育児を楽しむ男たちが社会へ発信!新プロジェクト始動】

 

こういった政府方針(下心?)が先にあって、イクメンという言葉が祭り上げられていった結果が、ある面ネット上では、マイナスイメージ(嫌い)として捉えられているのかもしれません。

 

厚労省としては、男女共同参画の観点からも、育児支援の点からも今後、イクメンキャンペーンは続けていくでしょう。 イクメンプロジェクトサイト(厚生労働省)

 

育児

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イクメンは当たり前

ここでちょっと育児について考えてみます。

何事においても制度や仕組みを作ることは大切ですが、その事案(ここでは育児)に対する考え方・思考をどう持つかという事が、もっと重要です。

 

当然のことですが、育児は母親だけがするものではありません。

父親として育児にどう関わっていくのか。

妻・子への愛情を、育児を通して自然に表現していくのが、『イクメン』としての理想ではないでしょうか。

 

 

当たり前と思ってしまう事が、人間関係・夫婦関係をおかしなことにしてしまいます。

「夫が仕事をするのは当たり前」、

「妻が子供の面倒をみるのは当たり前」

 

当たり前

残業で帰宅が遅くなった夫が、疲れた表情や態度を見せるより先に、まず昼間の妻の子育てに対して、

労いの言葉をかけたら妻はどう感じるでしょうか。

 

子育てで泣きそうな一日を過ごした妻が、家族のために頑張って仕事をしてきた夫に、愚痴をこぼす前に、「遅くまで、本当にお疲れ様でした」と言ったら、夫は妻にどんな態度を取るでしょうか。

 

お互いが支え合い、理解しようとする心があって、その土台の上に、それを支援する行政の施策があってこそ、よりその施策が生きてくるはずです。

 

結局、イクメンという言葉にとらわれるのではなく、子育てを前向きにとらえて、楽しく、夫婦・親子ともども成長していける場と考えたらよいと思います。

 

【関連記事】⇒『夫婦別姓制度について 日本はいつから?

 

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