新元号「令和」を歓迎したくない人達 意味や語源への難癖

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新しい元号『令和』が決まり、日本全体では祝賀ムードです。

『令和』という名称について、読売新聞や共同通信社の世論調査では、6割から7割の人が「好感がもてる」と回答しています。

 

また、共同通信社の世論調査では、安倍政権の支持率が前回(3月調査)よりも、9.5ポイント上がって52.8%ということでした。

これは、新元号発表が影響したこと以外考えられません。

世論調査の政権支持率が、ちょっとした出来事で変わってしまうというよい例です。

 

そんな祝賀ムードとは別に、新元号を歓迎したくないのかなと、感じざるをえない人達もいます。

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万葉集からの引用に対して

今回の新元号『令和』の一番の特徴は、元号の引用文献が、日本最古の歌集・万葉集からという点です。

これまでの元号は、中国の古典からの引用がすべてでした。

ちなみに『平成』も、「史記」と「書経」から引用されてつけられた元号です。

 

もともと元号が、中国から影響を受けて始まったことから、今までは漢籍古典からの引用が当然という感じでした。

それが今回の万葉集引用ということから、“脱中国”を果たしたことで、そこに噛みつく人達がいます。

 

岩波文庫編集部のツイートです。

万葉集の歌「初春の令月、気淑しく風和らぐ」は、張衡の『帰田賦』にある「於是仲春令月、時和気清」の句をふまえた歌であるというのです。

 

このことに対して、LITERAでは、

なんのことはない。 大元になっている漢籍そのものが、自然の情景を描いているのだ。 それを「中国の漢籍を典拠としたものと違って情景が目に浮かぶ」などとのたまうとは……。

漢文の教養なんてなにもないくせに、知ったかぶりをして恥をさらす。 まったくこの総理大臣は救い難い。

と書いています。

文句を言いたい人は、何かしら言ってくるものです。

 

今回の元号を決めるにあたって引用したのが、万葉集の歌という説明を、普通に受け止めればいいものを。

その歌が “中国の古典の句を参考に作った歌” という指摘はよいでしょうが、「まったくこの総理大臣は救い難い」という結論は結局、安倍政権批判をしたいだけのようです。

 

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『令』の文字への偏見

『令』の文字が、命令の令で、「命じる」「いましめる」という意味もあるので、「命令に従え」という意味を連想するという人もいます。

例えばテレビ朝日の玉川徹氏は、こんな表現で『令和』を批評しています。

「名は体を表すってことかなって僕は第一印象ですね。どういう意味かは別にして自然と表れてしまうんだろうなと」

そういった意味もあるのは間違いありませんが、公共の電波を独占しているテレビ局の職員が言っていい言葉ではありません。

 

『令』にはもっと深い意味があります。

日本語学者の金田一秀穂氏の言葉です。

『令』というのは、古い意味では“神様のお告げ”という意味。そして、“皆が仲良く“ということなんだろうと思います。

他にも『令』には、「よい」「りっぱな」という意味もあります。

 

安倍首相は、

「悠久の歴史と香り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、令和に決定致しました。」

と語っています。

 

安倍政権の政策に対しての批判は、批判としてすればよいでしょう。

しかし、新元号に対しては、説明通り受け止めれば良いと思うのですが、“アベノセイダーズ”の人達には通じないようです。

 

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