日本に学べとマハティール首相が演説 日本人の美徳を再考

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マレーシアのマハティール首相の演説が、注目されています。

1925年7月生れのマハティール首相は、御年93歳、1981年から2003年まで、過去22年以上にわたって、マレーシアの首相を務めてきました。

その後、一旦は政界を引退しましたが、マレーシアの未来を案じて政界復帰を果たし、2018年5月から再び首相に返り咲いています。

マハティールの演説(2019年)

今年3月にマハティール首相が、こんな演説をしたと、NEWS WEEKが伝えています。

【NEWS WEEK 2019.3.17】
マレーシアのマハティール首相が「日本人の目標を達成するために努力する姿勢、成功に向かう価値観などを見習うべきだ」とマレーシアの若者に呼びかけた。
「物事に失敗した時に恥ずかしい、忸怩たる思いだと感じることは日本人の中に染みこんでいる。 そして期待や信頼に応えるためにさらに一生懸命の努力を重ねる。 こうした美徳を(マレーシア人が)見習うことこそが成功への道である」とマハティール首相は会合に集まった若者に対して力説した。
そのうえで「”恥ずかしい””忸怩たる思い”という気持ちはなにも試験に失敗した時だけではなく、社会に否定的な影響を与える予期せざる出来事に遭遇した時も同じである」として、そこに留まらず、それをバネにしてさらなる努力を重ねることの重要性を訴えた。

この演説は、3月16日に「プトラジャヤ国際コンベンションセンター」で開催された、「求められる連邦領での理想的若者像」という会合で、演説されたものです。

確かに語っていることは事実かと思いますが、果たして今の日本人にそのまま当てはまるかと考えると、多少の恥ずかしさを感じます。

 

マハティール首相の『日本人を見習え』という演説は、今回が初めてではありません。

過去、首相に就任したての頃、1981年にもその発言が注目されました。

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マハティールの提言と演説(1992年)

1981年、マハティール首相は首相就任から5ヶ月後の12月、『ルックイースト政策』を提唱しました。

これは、「日本の集団主義と勤労倫理を学べ」ということが主旨の提言でした。

日本人の労働規律や会社への忠誠心などをマレーシアでも見習い、企業で取り入れていこうと、実際に人材育成の一環として日本への派遣留学を増やしていきました。

 

更に1992年には、香港での世界経済フォーラムにて『日本なかりせば』という演説をおこないました。

【マハティール首相「日本なかりせば」(一部抜粋)】

日本の存在しない世界を想像してみたらよい。 もし、日本なかりせば、ヨーロッパとアメリカが世界の工業国を支配していただろう。 欧米が基準と価格を決め、欧米だけにしか作れない製品を買うために、世界中の国はその価格を押し付けられていただろう。

東アジア諸国でも立派にやっていけることを証明したのは日本である。 そして他の東アジア諸国では、あえて挑戦し、自分たちも他の世界各国も驚くような成長を遂げた。 東アジア人は、もはや劣等感にさいなまれることはなくなった。 いまや日本の、そして自分たちの力を信じているし、実際にそれを証明してみせた。 

もし日本なかりせば、世界はまったく違う様相を呈していただろう、富める北側はますます富み、貧しい南側はますます貧しくなっていたと言っても過言ではない。 北側のヨーロッパは、永遠に世界を支配したことだろう。

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台湾の李登輝

1988年から2000年に、台湾で総統を務めた李登輝氏もまた、日本人に高い評価をくだしている人物です。

李登輝氏が生まれた1923年は、まだ台湾が日本に統治されていた時代です。

日本語で教育を受け、日本人の文化や考え方に傾倒していた李登輝氏は、京都帝国大学で農業を学び、徴兵後に終戦をむかえました。

 

台湾総統になってからも「22歳まで自分は日本人であった。」と、李登輝氏は誇らしげに語っています。

また著書の中で

「『大和心』こそ、日本人が最も誇りに思うべき普遍的真理であり、人類社会がいま直面している危機状況を乗り切っていくために、絶対に必要不可欠な精神的指針なのではないでしょうか。」

と日本精神をリスペクトしています。

 

このように、戦前を知る外国の著名な指導者が、日本人の精神性や勤勉性を高く評価してくれています。

そして、その日本に習えと言ってくれていることを、当の日本人が、もっと重く受け止める必要があるでしょう。

 

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