山本太郎は次の参院選で落選するか? 6年前の参院選を振り返る

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山本太郎参議院議員の離党・政治団体立ち上げの報道がなされました。

芸能人出身であり、反政府言動が多い山本太郎議員を、マスメディアやリベラルな報道機関は、比較的多く取り上げます。

今夏に改選をむかえる山本太郎議員にとって、およそ3ヶ月後にひかえた参議院議員選挙に向けて、大きな花火を打ち上げたという感じかと思います。

【時事通信社 2019.4.10】
自由党共同代表の山本太郎参院議員(44)=東京選挙区=は10日、参院議員会館で記者会見し、政治団体「れいわ新選組」を結成したと発表した。
夏の参院選に自身を含め複数候補の擁立を目指す。「消費税廃止」「原発即時禁止」などの公約も打ち出した。
山本氏は「新しい時代に新しく選ばれる者たちだ。言論、政策で斬りかかっていきたい」と述べた。

7月の参院選で、山本太郎参議院議員は再選できるのか。

6年前の参院選を振り返りつつ、東京都選挙区の状況について、調べてみます。

参院選東京都選挙区

参議院議員選挙の選挙区は、衆議院の小選挙区と違い、都道府県単位の選挙区になります。

多くの都道府県では、定数が2議席(3年ごとに1議席改選)ですが、人口の多い東京都選挙区では2016年から定数12議席になり、3年ごとに6人の改選となりました。

一票の格差問題で、東京都は定数が増えましたが、都道府県によっては、鳥取県・島根県、徳島県・高知県のように、二つの県で定数2(改選1)になってしまった県もあります。

有権者数が少ないからといって、二つの県から参議院議員という代表を一人しか出せないということは、果たして平等といえるのか疑問を感じます。

いづれにしても、2019年7月の参院選東京都選挙区では、6人が当選することができるわけです。

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過去の参院選投票結果

2016年と2013年の参院選の結果を確認してみましょう。

2016年 第24回参議院議員選挙 東京都選挙区(定数6) 最終投票率:57.50%

当落 氏名    政党名   得票数  
当選 蓮舫 民進党  1,123,145票
 〃 中川雅治 自民党  884,823票
 〃 竹谷とし子 公明党  770,535票
 〃 山添拓 共産党  665,835票
 〃 朝日健太郎 自民党  644,799票
 〃 小川敏夫 民進党  508,131票
次点 田中康夫 大阪維新の会  469,314票

 

2013年 第23回参議院議員選挙 東京都選挙区(定数5) 最終投票率:53.51%

当落 氏名 政党名   得票数  
当選 丸川珠代 自民党  1,064,660票
 〃 山口那津男 公明党  797,811票
 〃 吉良佳子 共産党  703,901票
 〃 山本太郎 無所属  666,684票
 〃 武見敬三 自民党  612,388票
次点 鈴木寛 民主党  552,694票

 

2016年の選挙では、前回より定数が1つ増えたので、50万票台でも最下位ながら当選することができています。

ちなみに、2010年と2007年の次点者の得票数は以下のようになっています。

2010年 第22回参議院議員選挙 東京都選挙区(定数5)

次点  小池晃   共産党   552,187票

2007年 第21回参議院議員選挙 東京都選挙区(定数5)

次点  保坂三蔵   自民党   651,484票

 

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芸能人から国会議員へ

山本太郎議員は現在、参議院議員一期目です。

高校生の時に人気番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「ダンス甲子園」出場がきっかけで、タレントとして芸能界入りしました。

その後、俳優として一定の評価を受け、ドラマや映画で活躍します。

 

転機は2011年4月、福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、反原発運動を始めます。

政治運動に参加することで、長年所属していた芸能事務所を退社した後、2012年12月、衆議院議員選挙へ出馬しました。

その際は落選したものの、翌年2013年7月の参議院議員選挙東京都選挙区では、無所属でありながら見事当選をはたします。

改選定数5議席のうち、4位での当選でした。

 

参議院議員に当選後は、園遊会において、今上陛下に書簡を直接渡そうとして大問題になったり、安倍総理に対する問責決議案の投票の際に、一人牛歩戦術(ゆっくり歩いて故意に投票箱までの移動に時間をかける行為)をするなど、本来の政治活動とは違うところでマスメディアに取り上げられています。

 

では、果たして今回の改選で山本太郎議員は、再選することができるのでしょうか。

投票率や立候補者の顔ぶれにもよりますが、正直当落ぎりぎりではないかと、私は思います。

 

既に自民党では、丸川珠代議員と武見敬三議員を公認候補予定者としています。

丸川珠代議員の人気は高く、都議会議員との関係も良好なので、当選は間違いないでしょう。

武見敬三議員も当落ぎりぎり。

 

公明党の山口那津男議員と共産党の吉良佳子議員は、組織票を手堅くまとめ、当選圏内にあるといえます。

立憲民主党は、塩村文夏元東京都議を公認する予定です。

塩村文夏氏は、テレビ出演や都議会におけるセクシャルハラスメント発言をされた当人として知名度があります。

 

立憲民主党では2名の擁立という話も報道ではされていましたが、その前提が『山本氏が自由党の比例代表に回る可能性がささやかれているため』というものでした。

2016年の民進党(蓮舫・小川敏夫)が獲得した票数を考えれば、国民民主党に分裂したとはいえ、もう1名候補者を立てるのか悩ましいところです。

 

立憲民主党の立候補者が1名になるのか2名になるのか、この東京都選挙区の大きなポイントになると思います。

国民民主党は、現時点で候補者が決まっていませんが、比例票のことを考えれば1名は候補者を立ててくるでしょう。

 

まぁ、選挙は水ものといいますし、政治学者や政治評論家も選挙予想をしてよく間違えているので、この話も話し半分で聞いて下さい。

 

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