国民民主党と自由党が合併 解党のカウントダウンが始まったか?

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春の統一地方選挙が終わり、夏の参議院議員選挙をひかえて、政治の勢力図が変わろうとしています。

ほとんどの国民から評価されていない二つの政党、国民民主党と自由党。

その二つが一つになって、はたして何が生み出されるのでしょうか。

【日本経済新聞 2019.4.26】
国民民主党の玉木雄一郎代表と自由党の小沢一郎共同代表は26日未明、国民民主党本部で会談し、両党の合併に関する合意文書に署名した。 党名は国民民主党のままで、基本政策や規約・規則、組織を継承する。 自由党は解散する。
両党は合併を野党結集の足がかりにする狙い。 立憲民主党は政党の再編に距離を置いており、野党間の勢力争いになる可能性がある。

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名称も国民民主党のまま、規約や規則も継承、まさに国民民主党による吸収合併です。

ただし、吸収される側に、自由党の小沢一郎氏がいるということが、この合併の肝です。

【日本経済新聞 2019.4.26】
玉木氏は記者会見で「自民党に代わり政権を担う選択肢をつくる一歩だ。 より多くの政党・会派に結集を呼びかけたい」と述べた。 小沢氏は「立憲民主党の枝野幸男代表が野党全てに声をかけて結集を図るのがベストだ」と訴えた。 玉木氏は小沢氏の処遇について「決めていない」とした。

二人とも野党結集という点では、考えが一致しています。

しかし多数の国民が願っていることとは、少し違う気がします。

 

彼らがやろうとしていることは、結果的に野合集団をつくっているに過ぎません。

一致する目的は、反安倍政権・反自民党というだけの集団です。

政策の旗印を明確に示し、その考えを前面に掲げて結集した集団であれば、大小に関わらず国民の支持が集まるでしょう。

政治家だけでわかりあっていても、国民が理解・賛同できなければ、政治勢力圏は変わりません。

 

【産経新聞 2019.4.27】
自由党代表だった小沢一郎氏については「選挙に対しての見識は非常に大きい。何らかの形で選挙で仲間を増やすために力を貸してほしい」と期待を示した。 玉木氏が兼務する総合選挙対策本部長への起用などが念頭にあるとみられる。

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結局、玉木雄一郎代表が小沢一郎氏に期待するのは、選挙対策です。

そして、小沢一郎氏もなぜ自分が必要とされているのか、充分理解しています。

 

小沢一郎氏はもはや“政局”だけの人です。

これだけで見ても、選挙が終わってしばらくしたら、その後どうなるのか、わかったものではありません。

【日本経済新聞 2019.4.26】
議員懇談会で7時間近く議論し、小沢氏と同じ岩手選出の階猛氏ら合流反対派は懸念を示した。 自由党主導で決めた参院岩手選挙区の野党統一候補の差し替えに関する執行部の対応が十分ではないと訴えた。
総会の採決では階氏ら複数の議員が合流に反対した。階氏は総会後、記者団に「党を離れるか、他の選択肢があるか、みんなで話し合って決めたい」と語った。

 

【日テレNEWS24 2019.4.27】
これまで野党の結集をはかっては離党・解党を繰り返してきた小沢氏。「壊し屋」とも呼ばれている。そんな小沢氏との連携に、反対意見が噴出した。
国民民主党・階猛衆院議員「野党が大きな塊を作る。玉木さんの方針に全く異存ありません。ただ、今回の一連の流れが、それに資するものなのかどうか。むしろ大きな塊から遠ざかっているような気がします」
両党首の目の前で合流を批判したのは、国民民主党の階猛議員。民主党政権の時代まで小沢氏の側近だったが、小沢氏が2012年に執行部と対立して離党した際に、袂(たもと)を分かった。

 

二つの記事が示すように、すでにほころびが出ています。

小沢一郎という抗生物質(本当は毒薬と言いたいところ)が国民民主党にとって、良い効果をもたらすのか?
それとも、激しい副作用をおこしてしまうのか。

たぶん、後者となることでしょう。

 

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