“あせる安倍首相” を演出してくるであろうマスメディアに騙されるな

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先日、『孤立無援の金正恩が安倍首相にすがる』という記事を書きました。 その際に引用したのは、産経新聞での安倍首相インタビュー内容でした。

今回安倍首相は、6日に総理大臣公邸で会見を開き、産経インタビューとほぼ同様の話をしています。

【日テレNEWS 2019.5.6】
安倍首相は6日夜、北朝鮮の金正恩委員長との日朝首脳会談について、これまでの方針を転換し、前提条件をつけずに会談の早期実現を目指す考えを示した。
安倍首相「北朝鮮との関係におきましては、日本にとって大切な問題は拉致問題であります。 拉致問題を解決するために、あらゆるチャンスを逃さない。 私自身が金正恩委員長と向き合わなければならない。 条件をつけずに向き合わなければならないという考えであります。 あらゆるチャンスを逃さない、この決意で、この問題の解決にあたっていく」

安倍首相はこれまで、国会などで「日朝首脳会談を行う以上は、拉致問題の解決に資する会談としなければならない」と述べ、拉致問題の進展が会談を行う前提条件だとの考えを繰り返し強調していた。
今回の発言は、これまでの方針を転換し、まずは会談を実現することで事態を打開する狙いがあるとみられる。ただし、金正恩委員長が会談に応じるかどうかは、まだ不透明だ。

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この記事では、安倍首相が方針転換したことが、ニュースの主題となっています。

『金正恩委員長との会談に前提条件をつけない』との主張は、安倍首相が金委員長と会談するために、妥協したと言いたいのでしょう。

 

はたして、そうでしょうか?

米国のトランプ大統領から厳しい対応をされ、追いつめられ、“窮鼠猫を噛む”状態の金正恩委員長ですが、彼に一つの逃げ道(安倍首相との会談)を示すことで、意識を「まだ道はある」と誘導させることができます

それによって、金正恩委員長が“噛む”ことを思いとどまらせることが可能になります。

 

『条件をつけずに向き合う』はあくまでも、会談で話し合うために、会うための条件をつけないということです。

記事では、『金正恩委員長が会談に応じるかどうかは、まだ不透明だ』と結んでいます。

 

米国との交渉がうまく行きかけていた時には、日本など歯牙にもかけないという雰囲気だった金正恩委員長でしたが、今や取り巻く状況は変わっています。

頼みの綱といえる安倍首相との会談を断る理由など、今の金正恩委員長にはないのです。

 

問題は、安倍首相の交渉力です。

にもかかわらず安倍首相に対して、

  • 「拉致問題解決を急ぐあまり制裁を解除してしまうのではないか」
  • 「国政選挙前に外交で実績を残したい思惑」
  • 「北方領土の失政を拉致問題で挽回」

などの報道が繰り返されたらどうでしょうか。

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交渉下手が露呈している金正恩委員長を調子にのらせ、その態度によっては、安倍首相さえも堪忍袋の緒が切れる可能性があります。

そうなれば、まさにジ・エンドとなりかねません。

自暴自棄になった金正恩委員長が、トランプ大統領の逆鱗に触れる行為におよび、米軍が掃討作戦を決行する、そんなシナリオもあり得ます。

仮に、安倍首相と金正恩委員長の首脳会談で、拉致問題の解決を約束したとしても、金一族が北朝鮮の実権を握っている限り、引き延ばし工作や限られた拉致被害者の帰国しか実現しないと思われます。

 

いづれにしても安倍首相には、日本の責任者として、拉致問題と核ミサイル問題に対して、最後まで戦う姿勢を示してほしいものです。

 

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