なぜ筆談ホステス 斉藤里恵区議は立憲民主党から出馬するのか?

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4年前の2015年、北区区議会議員選挙に、元筆談ホステスとして出馬した、斉藤里恵氏を記憶している人も多いことでしょう。

定数40の区議選で、斉藤里恵氏は、6,630票を獲得してトップ当選をはたしました。

 

斉藤里恵氏は幼少期に、髄膜炎の後遺症で、聴力を失ってしまったため、言語に障害があります。

にもかかわらず、その障害を乗りこえて、青森県から単身上京して、銀座のクラブでホステスとして働き、筆談での接客で人気をえた人物です。

 

その斉藤里恵氏、区議として二期目を目指すかと思われましたが、4月の区議会議員選挙の出馬を見送っていました。

理由は、水面下で参議院議員選挙出馬の話があったからでしょう。

 

以下の記事が伝えています。

【スポニチ 2019.5.7】
聴覚障がいを抱える「筆談ホステス」として有名になった前東京都北区区議の斉藤里恵氏(35)が7日、7月の参院選に向けて立憲民主党公認の比例代表候補として出馬することを表明した。
会見は自らの口で言葉を発し、サポート役の女性が用意された文書を読み上げ、もう1人の女性が手話で通訳しながら進行。質疑応答も同様の形式で答えた。

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色々な立場や経験をした人物が、国政の場で活躍することは国にとって必要なことです。

4年間の地方議員としての経験から、国の施策を変えていくために、次は国政へと考えても不思議ではありません。

ただ、なぜ斉藤里恵氏は、立憲民主党からの参院選出馬という選択をしたのでしょうか?

 

スポニチの記事は、こう伝えています。

【スポニチ 2019.5.7】
同党から出馬する理由について「障がいを持つ当事者を国政に送るべきだと思っている人が多かったから」と説明。 決め手になったのは「障がいを持った一定数の声を国会に届ける代表が絶対に必要」という気持ちだったことを明かした。

この短い記事だけでは判断できませんが、思想信条が近いから立憲民主党を選択したというわけではなさそうです。

障害者の声を、障害を持つ当事者が国会議員になって届け、政策に反映させたいという思いからのようです。

 

であれば、政権与党に入って活動した方が、実際世の中を変えることができるでしょう。

自民党からの声かけは、なかったのでしょうか?

斉藤里恵氏は4年前の区議選では、無所属ではなく、『日本を元気にする会』公認候補として出馬しています。

『日本を元気にする会』とは、どんな組織だったのか、確認してみます。

以下、Wikipediaからの引用です。

《日本を元気にする会》
日本の政治団体。一時は政党要件を満たす国政政党であった。
2014年11月28日に解党したみんなの党に所属していた6名の無所属議員で、12月18日に参議院院内会派として結成され、参議院事務局に届け出された。

その後、2015年1月1日に政党を組織し、1月8日に会派参加者の内4人と、次世代の党に離党届を提出していたアントニオ猪木の計5名で、東京都選挙管理委員会を通じて総務大臣に政党として設立を届け出た。いずれも代表者は松田公太。

松田は会派設立時に「みんなの党は結党の理念が途中で無くなってしまった。われわれは結党の理念をこれからも守り、日本の政治に第3極が絶対に必要だという思いの下で活動していく。」と述べた。

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その後、2016年6月に松田公太氏は代表を辞任しています。

現在も政治団体として『日本を元気にする会』は存続しているようですが、所属の国会議員はゼロで、渋谷区の田中たくみ区議が代表を務めています。

所属の地方議員は、田中たくみ区議のみです。

 

『日本を元気にする会』の出発は、政策に対して是々非々のスタンスで対するというものでしたので、その理念に賛同して、4年前の地方選にのぞんだ候補者の一人が、斉藤里恵氏だったのでしょう。

しかし、既に『日本を元気にする会』はあってない状態であることは、みてきた通りです。

 

7日の斉藤里恵氏の参院選出馬会見では、元参議院議員の堀利和氏が同席していました。

 

堀利和氏は、1989年に社会党から出馬し、参議院議員を二期務めていた視覚障害(強度の弱視)がある人物です。 ※二期目は民主党から出馬

この会見で堀利和氏は、会見に同席した理由を以下のように、述べています。

「NPO法人共同連代表・NPO法人わくわくかん副理事長の立場で区議会議員の斉藤さんと政策づくりや意見交換をする中で、車椅子でもなく、視覚障がい者でもない、聴覚障がい者の斉藤りえさんをぜひ国会に送りたいという一念があった」

障害の箇所は違えど、政治家を志した障害者の先輩として、斉藤里恵氏が堀利和氏へシンパシーを感じている可能性はあります。

どうやら、この堀利和氏の影響によって、斉藤里恵氏の立憲民主党からの参院選出馬が決まったようです。

 

これはあくまで私見ですが、斉藤里恵氏からは、立憲民主党という雰囲気が感じられません。

立憲民主党の女性の雰囲気は、こうでしょう。(偏見?)

私は自民党支持者ではありませんが、障害を持った政治家として斉藤里恵氏が、政権与党である自民党から出馬して、障害者政策へ一石を投じることができれば良かったと思えてなりません。

斉藤里恵氏の4年間の区議としての仕事ぶりを知っているわけではないので、私の勝手な思い込みかもしれませんが。

 

 

【関連記事】⇒『立憲民主党の政党支持率の推移

 

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