『闇営業』って何?  吉本興業・芸人の何が問題だったのか

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今、宮迫博之(雨上がり決死隊)や田村亮(ロンドブーツ1号2号)の『闇営業』問題が、報道で大きく取り上げられています。

TVでは当たり前のように、『闇営業』という言葉を使っています。
ところで、『闇営業』って、何のことを言っているのでしょうか?

 

普通に考えると、営業の頭に“闇”がついているので、相当悪い・汚ない手を使った営業というイメージが浮かんできます。

ところが、この言葉、実は「事務所に所属している芸人が、事務所を通さずにおこなう営業」という意味の芸人用語らしいのです。(参照:ニコニコ大百科)

ということは、今TVでしきりに言われている『闇営業』自体は、決して法律に反した行為ではないのです。

芸能事務所との契約で、事務所以外の仕事が禁止されていた場合、もし『闇営業』をして発覚すれば、何らかのペナルティを、所属事務所から受けても文句は言えません。

契約違反なのですから。

 

それとは別に、そのような契約を取り交わしていないのであれば、結果として事務所サイドは暗黙の内に認めているということでもあります。

これは一般の会社でいえば、副業ということになるでしょう。
副業を認める会社もあれば、認めない会社もあります。

副業を認めない会社で、副業していることが見つかれば、副業を止めるか、会社を辞めるか迫られても仕方ありません。

 

では、吉本興業の場合は、どうだったのでしょうか。

吉本興業が、個別の芸人と契約を交わしていないということを、所属の芸人が次々と証言しています。

【WEZZY 2019.6.8】[吉本芸人「契約書ない」と反論続出]

7日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次と近藤春菜が同じ吉本興業の所属芸人という立場から私見を述べた。

近藤春菜は、「人を連れていく以上はどういう人たちなのかを分かっておかないといけなかった」と入江を批判したうえで、吉本興業が契約を解消したことについては、「吉本興業と芸人との間に契約書というのもがない」と矛盾を指摘している。

加藤浩次も「俺らは(契約書を)交わしたことがない」と同意。

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その他にも千原ジュニアが6月25日に、TBS「ビビット」に出演した際、「なかなか(契約をかわすのは)難しいでしょうね。(芸人の)絶対数もすごいし。」と言い、「今後、契約書が交わされることも絶対にないと思います」と話していました。

 

また、サバンナ高橋は「直撃LIVE グッディ!」に出演して、こう言っています。

【デイリースポーツ 2019.6.25】

高橋は、吉本興業と芸人との間の契約について「契約書ないなあ…。確かに、24年前に吉本のオーディション受かった時に一回、銀行の口座を書いたの、アレかな?アレではないな。それくらいしか、書面を交わす的なもんはないですね」と打ち明けた。

日ごろからTVによく出演している芸人レベルでも、吉本興業では何の契約もしていないのかと、ちょっとビックリです。

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今回の『闇営業』の場合、出演した先が、振り込め詐欺グループの忘年会だったことが、一番の核心的な問題です。

「詐欺で得たお金でギャラ(報酬)をもらった」が非難の核心なのです。

 

ところで、処分を受けた芸人が振り込め詐欺グループの忘年会に出演したのは、2014年12月27日で、その当時この組織は、まだ詐欺の摘発を受けていませんでした。

摘発を受けている状態で、このような会を開けるはずがありません。

 

実際にこの詐欺グループが、男女40人近くの逮捕者をだしたのは、2015年に入ってからです。

今回の『闇営業』を斡旋した入江慎也(カラテカ)が、詐欺集団の素性を知っていたかどうかは別にして、斡旋された芸人達がそれを知っていて出演したとは、さすがに思えません。

 

仮に、芸能事務所が取ってきた契約だったとすれば、出演した芸人の責任問題には、まったくならなかったでしょう。

当然、芸能事務所が批判の矢面に立ち、「(詐欺集団は)当時はまだ、警察の摘発を受けていなかった」と説明し、ギャラを適切(例えば○○撲滅運動に寄付)に処理して、事がそれ以上大きくならないようにしたはずです。

 

個人で営業を行うということは、そういったリスクも背負わなければならないのです。

そういった面では、『闇営業』にかかわった芸人が個人の責任として、ある一定の期間謹慎することは、必要かもしれません。

 

ただ、やはり嘘はいけません。

とっさの自己保身から「ギャラをもらっていない」という嘘をついてしまったのでしょうが、人気商売をしている人にとって、これは致命傷になりかねません。

「平気で嘘をつく人」「誤魔化してうやむやにしようとした」そんなイメージがついてしまうからです。

あとは、吉本興業がどう対処するかで、芸人達の今後に影響してきます。

マスメディアは、大きな問題の一つである吉本興業と芸人の契約問題には、気を使って深く入り混んで報道しないでしょう。

吉本興業は、『闇営業』という言葉が注目されることで、それを誤魔化したいはずです。

 

そこをついて、宮迫や田村亮の先輩にあたる吉本興業所属の芸人が、吉本興業の幹部を説得していくのです。

最後は、徹底的に謝罪のレクチャーをした上で、宮迫と田村亮に謝罪会見をさせて、世間を「まぁ、仕方ないのかな」という雰囲気にさせることです。

 

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