
以前、『座りション』の記事を書きましたが、
何とか夫や子供に納得してもらって、家庭内で座りションが定着しても、
男性の友人知人が自宅に遊びに来たときはどうしましょう?
その時だけは我慢するという手もありますが、別の方法があります。
座りションをお願いするこんなシールが発売されているので、
これを見たらさすがに座っておしっこをしてくれるでしょう。
<禁止タイプ>
<促しタイプ>
ただ、これは舅が来た時はさすがに厳しいかもしれません。
舅との関係性にもよりますが、
変に“強い嫁”だと思われても嫌でしょうから。
この着座を促すステッカーを作製したのは、
愛知県豊橋市にあるテクテク株式会社です。
このステッカーを作ったのは、自社のトイレをリフォームした際、
男女共用の洋式便器で、男性が立ちションをして便座周りを汚し、
女性陣から不満が出たことがきっかけでした。
こちらのテクテク株式会社は、
屋外用チラシケースを主に販売している会社です。
ちょっとした会社内での議論を、仕事に結びつけるところなどは、
抜け目がないですね。
一般家庭からだけでなく、幼稚園や居酒屋からの購入もあるそうです。
【楽天市場】
前回の記事に書いたように、
LIONの調査では、洋式便所で立ちションをすると、
一日(7回)におよそ2300滴の尿ハネがあります。
ただ、座ってすれば便座の外への尿ハネはなくなりますが、
便座裏への尿ハネは、1回あたり男性で200滴、
女性で500滴くらいはしてしまいます。
着座の場合、掃除の場所がピンポイントで限定できるともいえます。
いずれにしても、便座周りの掃除はしっかりしないと、
悪臭の元になります。
そんな中、パナソニックは、こんな洋式便座を開発しました。
『新型 アラウーノ』
この商品、便座を上げると、水位が下がりそこに泡が出てきます。
この泡がおしっこの跳ね返りをおさえて、
尿ハネを極力させないというものです。
動画でご覧下さい。
後半部の尿ハネ比較では、確かに『新型 アラウーノ』の尿ハネは少ないです。
問題は、立ってするか座ってするかということではなく、
いかに尿ハネをなくしてトイレを綺麗に使うかということでしょうから、
今後益々、色々な企業が商品開発に頑張ってほしいですね。