
田んぼアートとは?
『田んぼアート』って知っていますか?
これです。
ビックリですよね。
昨年の作品は、こちらです。
「何で、こんなもの作ったんだ?」
「どうやって、作るの?」
自然と疑問がわきます。
田舎館村の村おこし
この『田んぼアート』は、青森県の田舎館村で作られた作品で、主催者は、田舎館村むらおこし推進協議会です。 田舎館村と書いて、“いなかだてむら”。 青森県中央部、津軽平野の南部に位置した人口およそ8千人の小さな村です。
田舎館村の“村の花”は、「稲の花」であることからも、稲(米)に対するこの村の愛情と関係性を感じます。
北方稲作文化発祥の地とも言われています。
村おこしで始められた『田んぼアート』は、1993年に初開催されました。2014年で、22回目をかぞえます。最初は、『田植えツアー』のイベントの一環として開かれました。
初めての作品は、「弥生の里いなかだて」の文字と岩木山をかたどって、『稲文字』として表現されました。それからしばらく数年間は、同じ絵柄で作成されていましたが、2003年の「モナリザ」作品をきっかけに、アート性が増していきます。
ただ、この「モナリザ」は残念なことに、観光客から“太ったモナリザ”と言われてしまいます。その後、試行錯誤の末、展望台からきれいに観えるように、遠近法を導入し、進化をとげました。
田んぼアートの作り方
では、どうやって色彩を表現しているのでしょうか?
それは、青森県産米や古代米など計10品種7色を使い分け植えることで、絵画のように仕上げるのです。2004年~2016年までの作品は、こちらのサイトで見ることができます。
『田舎館 田んぼアート』
田舎館村に居住の方が、田んぼアートの作り方を紹介してくれています。この方は、実際に田んぼアートの田植えを行なっているおばあちゃんの孫です。
『お富の田園ブログ 田んぼアートの作り方』
年々、芸術性が高まっていく田んぼアートですが、来年2015年は、どんな作品で私たちを楽しませてくれるのでしょう。
田んぼアートは2つの会場で開催されます。
第1田んぼアートは田舎館村役場展望台から、第2田んぼアートは弥生の里展望所から観覧できます。観覧期間は、毎年6月初旬から10月中旬です。展望台の会館時間は、午前9時~午後5時まで。田んぼアート期間中は、土日祝日も開館しています。
詳細は、田舎館村役場 企画観光課 商工観光係 電話:0172-58-2111(内線242)まで