木村文乃 芸能界デビュー
2006年公開の映画『アダン』のヒロインオーディションに、3074人の中から選ばれ、芸能界デビューをはたした木村文乃。16歳、高校生の時でした。
その後、TVを中心に大河ドラマ『功名が辻』、NHKの連続テレビ小説『だんだん』などに出演し、2011年以降は、映画でも活躍しています。
いまや期待の若手女優です。
清楚な雰囲気で、CM出演も多いですね。NTTドコモ、JR東日本、ニベア、ちふれ化粧品などなど。
木村文乃の休業期間
ただ、木村文乃自身、順風満帆に女優業を歩んできたわけではないようです。
wikipediaの経歴欄には、「2009年に一度女優業からの引退を考え、ファミレスや病院の受付などのアルバイト生活を送っていた」とあります。
そういえばこの前、とんねるずの“食わず嫌い王決定戦”の番組で、彼女が病院の受付をしていたという話をしていましたね。
『功名が辻』(2006年)、『だんだん』(2008~2009年)への出演年を考えると、高校を卒業して女優業一本で活動する中で、何らかの壁にぶちあった可能性があります。
当時は、所属事務所からも距離をおいていたということです。アルバイトをしていたくらいですので、そのまま芸能界引退という流れになってもおかしくはありません。 しかし、俳優の神様(?)は、彼女の手を離しませんでした。
2010年に、現在の事務所トライストーン・エンタテイメントのスタッフにスカウトされる形で、女優業を再開させました。
その当時を振り返って、
「好きなことをやれればそれでいいという自分の考えの甘さに、気づかされたんです。事務所を移籍して色々な人と本気で向き合ったことで、初めてこの職業に真剣に向かい合うようになりました」
と、木村文乃は語っています。
女優業再開
小さい頃から女優に憧れていたとはいえ、16歳の時に突然舞い込んできたスターへの階段、そして挫折。
女優業を続けながら微調整していくのではなく、いったんその歩みを止めて、その環境を離れなければならなかったのは、木村文乃の正直さの表れかもしれません。
女優として改めて覚悟を決めた木村文乃が目標にしている女優は、『原田美枝子』 『宮沢りえ』 『松下由樹』です。喜怒哀楽を、顔をくしゃくしゃにして表現し、その役になりきる点に憧れるそうです。
「本気で女優として活躍したいし、たくさんの人に伝わる作品に携わりたい」
木村文乃の本気度と素質が開花することで、その注目度が益々上がっていくのではないでしょうか。
「“今日より良くなる明日”精神でずっと成長し続けたい」 by文乃
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